ノーベルズ・オブリージェ

e0001663_1249312.jpgノルウェーで行われたノーベル賞授賞式。平和賞受賞の中国獄中の劉暁玻氏は代理の参列すら叶わず写真と空席の椅子での受賞となった報道。

家族・親族・友人を片っ端から拘束して出国できないようにし、世界中に圧力をかけて欠席するように脅したらしい…ロシア、カザフスタン、イラク、イラン、アフガニスタン…んーんな国ばっか17ヶ国欠席。北朝鮮やミャンマー、スーダンあたりは出席したのかな?招待されとらんか。

急遽、同日に「孔子平和賞」を創設して台湾の連戦氏を顕彰して断られとる…貰うはずなかろう。投獄者の欠席授賞式とお手盛り平和賞、一連の動きは史上二度目でナチスドイツ以来だそうな。…わ、わかり易すぎないか?

胡・温体制にそんな幼児的凶暴性はないように見えるが、ただ見えてないだけか、暴力装置としての闇権力があるのか?たしかに平和賞自体、一定の価値観で選ばれており、アラファトもダライラマもスーチーさんもオバマも、なんで?と訝る向きのある人選。佐藤栄作さんには腰抜けたし…。

が、その訝りを恥曝しな行動でしか発信できなかったことで、ミャンマー軍政を越えてナチスに準えられてしまったのを痛恨と感じないのかなぁ。国としてノーベル賞選考委員会に堂々と抗議した上で、劉夫妻を授賞式に臨時出席させ、帰国後再投獄するくらいの大人の対応なら、成熟した政治体制として賞のあり方を議論しようとの空気も出たかもしれないのに。大国としての責務はいずこ?で、ノーベルズ・オブリージェ。

今朝新聞で読んだ落涙必至の名文「私には敵はいない」は、それまで名も業績知らなかった私にすら、劉暁玻氏がノーベルの名に相応しい人間であることを示してくれた。世界が見ていたのだ。
by cegero116 | 2010-12-11 12:49 | 世情 | Comments(0)