おまえのオールをまかせるな

ま、あの震災が無ければとっくの昔に失脚してたであろう菅総理。野にあって権力を攻撃することしか鍛錬しておらず、成り上がりの卑しさ丸出しで政権を簒奪(←これ、ぴったりの表現。)したところ、やることなすことすかたんばかり。前任が前任だけに、史上最悪の誹りだけは免れていたが、震災の対応、原発事故の対応もすべてままならず、味方からも総スカン、立ち枯れ寸前までいっておった。

が、簒奪者というものは、順送りで出世した代表取締役とはちと違ったみたいで、土壇場で敵も仲間もみなたばかり、言を左右にして今も居座っとる。朝日新聞夕刊の「終わりと始まり」では前述の池澤夏樹氏が「ぎりぎりまで居座ればいい」と書いていたのが、論議すとんと落ちて気持ち良かった。今回のまとまりかけた玄海原発再開計画、後出しストレステストで全員のメンツを潰したのも、嫌な奴の面目躍如。ひょっとして、自民党を一本釣りしたのも、ドラゴン大臣任命したのも、一定のメドをつけない為の策略ではないかと勘繰る。

池澤氏は「今、菅首相には罵詈雑言に耐えて電力政策の転換の基礎を作ってほしい。策謀が必要ならそれも使い、とんでもない人事も実行し、ぎりぎりまで居座り改革を一歩進めてほしい。」とエールを送る。皮肉満載ではあるが、小沢さんが帰ってくるまでこのまま頑張ってもらっていいかな、の気分にはなる。しかし、脱原発っていうと、某府知事も含めて、友達になりたくないのが多いのはなんでかなぁ?

で、土曜日以来頭から離れぬみゆきさんの歌、2009年コンサートツアー歌旅での一曲「宙船(そらふね)」に託して一発行ってみよう。

その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
  ひとりになっても、踏ん張ろう
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな  いっぱいいるぞ喜ぶ者


その船は今どこに ふらふらと浮かんでいるのか
  ふらふらと沈みかけ
その船は今どこで ボロボロで進んでいるのか  たしかにボロボロ
流されまいと逆らいながら  悪あがき
船は挑み 船は傷み  操縦が下手だから
すべての水夫が恐れをなして逃げ去っても  岡田も枝野も仙石も・・・

その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ

おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな


by cegero116 | 2011-07-11 20:45 | 世情 | Comments(0)