TPP

文化の日。現場でちょっと不具合。設備調整に出向く。てこずる。疲れる。自業自得、しゃあないな。

このところの国内の世情、オリンパス・大王の詐欺やら大阪の芸能選挙など目立つネタを抑え、TPP交渉参加問題が最大の関心事になっている。今後の我が国の行く末を決める重大な分岐点…と、よくわからんまま、得意先との会話のマクラに使っておる。企業経営者の立ち位置によりご意見はまさに二分しており、生兵法…談義は怪我のもとかも。

まず、穀物・農産品に掛けられてる数百%の関税撤廃に対して、関連団体とこれに支えられている議員さんたちの至極当然な猛反対。何度でも見た光景、競争力を失った組織がちょっとでも優位な落とし所を求めて行う条件闘争。健全です、山田大臣。「テーピーピー」の発音はとても香ばしいッス。

争点の肝が国家特有の制度改革、国際化、アメリカ化を心配してのことなのは皆の共通。日本の健保制度が米国保険会社参入の障壁として議論されることの可能性を政府は否定していない。国家として運営するあらゆる制度、法制が、在り方・成り立ちを含めて議論の爼上に上げられることは間違いない。

ここで議論が別れる。情緒的に先ず治療・救命を前提に向き合ってくれる、世界に誇る日本の健康保険制度を心の支えとし、支払いに応じた治療を購うサービス産業としての米国医療制度に対する恐怖は皆にある。常々、官の支配する年金制度を批判する口にしてもだ…全く同じ構造下のものであるにも関わらず。

なんでも白黒、左右を鮮明にしたい私も少し躊躇う。どこで線を引くかであって、交渉に参加しないと言う選択肢はない、と賛成派は結ぶが、それは交渉したことのない人間の言う戯言だ、と、日本では類を見ないネゴシエーターを勤めた榊原氏が吐き捨て、反対派に与しているのがかなり気掛かりではある。

まるで関係ないが、TPP、TPPと繰り返し呼ばれるので、わが社のロゴを載せてみた…PTP。
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by cegero116 | 2011-11-03 21:46 | 世情 | Comments(0)