賄賂より廃炉

e0001663_195851100.jpg←福島第一原発の格納容器の模型らしい。とても精緻に作られたセクシーなフォルム…これを使って、溶けた燃料のありかを想像し、説明してるのかな?

何日か前、この中の温度計の一つが80度を超えたとの報道…100度超えることはもうありません、冷温停止状態で事故は収束したのですと言った手前、まずいではないかと冷却水を慌てて増やしたそうな。また沁み込んだ。その後、温度計はどんどん上昇してついに400度に。他の温度計が30度程度だということから、ここで「この温度計は故障してることにします。」と発表がなされる。100度以上になった温度計は故障とする、と指針が決まったのだろう、実験・計測→分析→事態の把握、の順が狂ってるな。避難しなければならない数値を示す放射の線量計も故障にしてるのか?

加えて、現場の状況から代替品はもはや付けられないと。廃炉までの何十年と続く作業で、いずれ全部の温度計が壊れるでしょ。どうするつもりなのか?…と、現場は世界最高の水準の技術で、体を張った作業に取り組んでると信じていながら、こんな穿った批判をぶつけるのはよくない、フェアでないと頭ではわかっているのだよ。ならば何故・・・。

要約すると、一度嘘をついた人間はまた必ず嘘をつくとの原理に基くのだな。不可避だったこと、力が足りなかったことを責めることはできなくとも、都合の悪い情報を隠蔽、虚偽の発表を繰り返した東電・保安院他がなにを言おうと、まず「それは嘘ではないか?」と考えることから始めてしまう。他の原発の安全性についても、値上げについても、言ってる人間が嘘つきかもしれない、との前提で聴かねばならぬ虚しさ。いっそ、必ず嘘をつくとわかっていれば、真実が見えるのに。なんか、そんなクイズがあったな。正直村と嘘つき村^^。

あ、同じだ!と思えるのが今の政権。消費税は上げないと言って取った政権で、不退転の決意で増税を語る。ほんとに足りないなら上げればいい、誰もがそう思っている。ただ説明しているのが大嘘つきだとわかってしまった今、増税分が社会保障に使われるなどとの言葉をどう信じればよいの?全部公務員の小遣いに廻るかもしれん・・・その時も役人の作文朗読で耳触りのよい決意を語るだろうし。

カミングアウトすると、結党以来、現実的な政権交代を祈念して民主党にしか投票して来なかった。この駄ブログ見返してみても、無邪気な期待を込めた声援が並んでいる。ことここに至って、再度この国をこの党に委ねることはもはやあり得ないな。増税を実現する資格のあるのは、党是でずっとこれを目指してた自民党しか居ない・・・どっかの公共事業にぶん投げられ、ワイロに消えるかもしれんが、そんな人だと解ってるからまだ諦めやすい。

話がそれた。税金どうでもよい。賄賂より廃炉!(←これどこで読んだんだろ?)
再稼働だけはゆるすまじ!
by cegero116 | 2012-02-16 19:58 | 世情 | Comments(0)