名刺入れ18歳
18年間、ほぽ365日を胸ポケットやら尻ポケットやらで共に過ごす。さすがにくたびれ果てて、表紙の革が分解、中から芯紙が出てきた。入れた名刺がすぐ長方形を留められぬ体となって買い換えを決断する。名刺交換は営業渡世の仁義切り、このようなよれよれを以てしてはお控えなすってくださらぬ。
で日曜出勤の帰り道、新しいの見繕いに伊東屋へ立ち寄…らず、アメ横へ。18年の月日は、私を銀座から御徒町へと押し上げてくれた…流れた、とも落ちぶれたとも言う。が、アメ横。全然安くなーい!しかも気に入ったの見つからなーい。今のを結構気に入ってたんだなーと、しみじみ気付く。
やっぱりアメ横じゃだめなんだな。新橋の地下道あたりの露店を当たってみるか。
by cegero116
| 2012-09-09 18:38
| MONO語り
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