体罰てきめん

明日は年をまたいでの母の満中陰ー四十九日法要。で再び大阪へと帰省してきている。亡くなる前のそのまんまのおうちにひとり寝。人ひとり消えただけの永久欠番状態。TVと新聞で午前中の暇を潰す。

e0001663_131761.jpgトップは地元のスポーツ強豪校市立桜宮高校で起きた、監督の体罰を苦にしてのキャプテンの自殺事件。朝日新聞には、その大阪でスポーツの頂点を極めた元巨人桑田氏が寄稿しており、朝日らしいリベラル寄りのものではあるが、氏らしく自分の言葉できちんと意見を述べておられ好感を持つ。元々ワタクシ、読売のなかではこの方を例外的に愛していたので贔屓目かもしれないけどね。

主旨は「体罰は絶対的地位の監督が抗うことのできない生徒に対して行う卑劣な行為。采配ミスがあったら選手が監督を殴るか?三振した選手を殴ったら、次の打席では当てようとして腕が縮こまるはず。自分は少年時代殴られ続けて嫌だった。殴られなくなって成長できた。指導力のない指導者が暴力を振るっている」と。素晴らしい論旨…だから嫌われるのかな。

それでも、選手・父兄にアンケートを取ると、実績評価・体罰容認が多数を占めたと言う。根っこには、恐怖を以て命令に服従・団結を図ってきた軍体質への憧憬があり、「殴られたくらいで死ぬなよな」って思ってるような気がする。私の脳裏の片隅にもそういう心があるのは否めない…部活で殴られたことないし、安全なところから闘牛を眺める観衆の黒い心。

こんな痛ましい出来事ですら機敏に捕まえ、教育委員会へ斬り込む市長の目敏さにも感心。理念なんざどうでもいいってのはこの際とても天っ晴れである。
by cegero116 | 2013-01-12 13:00 | 世情 | Comments(0)