維新の失墜

e0001663_1923511.jpg今朝あたりの日曜ニュース、北朝鮮、株乱高下に並んで橋下市長の妄言騒動が取り上げられる。一時の勢いが薄れ埋没必至の状況で、なかなかやるではないのと思う。即ち、「従軍慰安婦は当時は必要だった。」「世界のどの国でも同じようなことをしている。」「沖縄の米軍はもっと風俗を活用すべきだ。」等々。

ここで何度も書いてるようにこの御仁、何かの思想、信条があって政治の世界に身を置いてるのではないと確信している。生きてるうちにやりたいことやり、常人とは一線を画した独自の足跡を残す、その過程を楽しむ・・・愉快犯であると。弁護士崩れと言う経歴も奏功しているようで、正邪ではなく勝負、勝ったものが正義、または楽しんだもの勝ち、の価値観をお持ちであると。

その信念の中で、あとで振り返って迎合したような発言が残るのは不本意なのだろう、今回の一連のギリアウトの下ネタは、サイレントマジョリティが首肯していると信じてる節があるな。現代の戦場、ベトナムでもアフガンでもイラクでも慰安所と思しき存在があったことは容易に想像できるし、「日本人はモラルある秩序正しい民族なので、あの過酷な戦時においてもきちんと統制がとれた合法的な売春宿を設置したのだ。」などと言う暴論も誘発してる。報道に含まれないことを承知で「今は許されないことだが、」とひと言入れている。訴状のテクニックかな。

米軍に風俗を薦めるネタ。何度取り締まっても暴行事件の止まぬ沖縄米軍。ならば、日本において合法と認定されている施設をどうぞ用いてください、もこっそりの拍手が聞こえる。「風俗業に従事する女性を蔑視するべきでない。」と、返す刀が鈍るようなくすぐりも入れて。

案の定、米軍からも韓国メディアからも、日本の他の与野党からも集中砲火、炎上して謝罪に追い込まれてる。しかしこれも、埋没してじり貧ではおもろないやろ、との動機であれば十分理にかなってる。久々におもろい思いしてるな。頭に血が上って「だから日本は原爆と言う天罰を受けた」とキレる子供は置いといて、自民党の誰かが「ま、公党の代表なんだから、そのへんのおじさんじゃないんだから。」と諭したのはgoodでしたな。

公党の代表とそのへんのおじさんの違い、これは他山の石とせねばならないかも。物凄く大事な局面に受け狙いのギャグをかまし大スベリした記憶、無いかい?無いかい?本音と建前、と分別するとちょっと話が曖昧になり、建前の方が陳腐に見えてくるが、外交はその建前の極みなんだと思う。これまで国際政治の世界にも何人もいた、本音が建前を踏みつぶしてしまう方々・・・ベルルスコーニさんとかボルトンさんとか。そんな偉い人とひとくくりにされてるんじゃないかな、とほくそ笑んでおるような気がする。騒げば騒ぐほど喜ぶってば!
by cegero116 | 2013-05-26 19:24 | 世情 | Comments(0)