マーララよ

e0001663_18542847.jpg
今年のノーベル文学賞、毎年有力視されてる村上春樹さんがまた受賞を逸す。世界中で残念がる声が上がってるとの報道だが、ほんとだかどうだか。都合のいい記事をマスコミがつまみ食いしてるんだろな。本人はずいぶん前から「ノーベル賞は政治的すぎて興味ない。」と仰ってるとか。確かに発明したダイナマイトで無数の人命が失われたことへの懺悔の意味か、平和に繋がる研究を支援ろしようと私財投じて財団作ったノーベルさんの主旨と文学賞とはちょっと違和感あるね。

そういう意味では物理、化学もさることながらノーベル平和賞ってのが最もその主旨を体現してると思うのだが、これが一番政治的に利用される賞なのだな。佐藤栄作が勲章がわりにこれをもらった時にどっちらけた思い出すでに数十年前。マンデラもダライ・ラマもオバマさんも、おそらくはその賞に値すると言うより、授賞することで誰かが望むある方向に世界の世論を誘導する目的が丸見え。

ま、それはそれで解りやすくて良い。今年はシリアの化学兵器廃絶査察を担当する国際機関が組織として受賞を果たす…化学兵器廃棄は八方塞がりだったアサドさんが、背水の陣よろしく打った作戦なだけで、誰もまだ何にもしてないような気もするけど…これから頑張れ!ってことだな。

受賞本命と目されてたパキスタンのマララちゃん、オバマ夫妻との会談の席で自らが賞を逃したことについて「正しい判断だと思う。何故なら私にはまだやることがあるから。」と…カッコいい男前な発言だけど、ではもうやることがなくなった人がノーベル平和賞適格だと?…目の前にオバマさんですけど。もぅいぃかい…マーララよ、なんちゃって。

大統領と面会して緊張するでもなくパキスタンへの無人機爆撃を非難したと言うマララちゃん、まだ16歳。女子への教育を訴えイスラムに反すると銃撃を受け生死の境をさまよってなお、その発信やを止めない。本人はきちんとしたイスラム教徒。未だに「必ず殺す!」と叫んでるテロ集団がイスラム教だと思われては困るから、ってのもあるかな。オウム真理教見て「仏教は恐ろしい」って言ってるようなもの。

化学兵器査察集団に賞を与えたのは、アサド氏を倒そうとしてる連中の中に、マララちゃん狙撃犯の一派が紛れてるのが解ってきたからでもあろう。イラク、リビア、エジプトの轍を踏まない、何かの解決への道標のように見えた。
by cegero116 | 2013-10-13 18:54 | 世情 | Comments(0)