タモさんが居た

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土曜日の午後6時。数寄屋橋交差点は大変な人だかり。都知事選候補の田母神さんの選挙カーに応援弁士が乗り込み熱弁を振るっておる。ネットのアンケートではこのタモさんが8割の表を集めて圧勝だとか。

聴衆の年齢層すこぶる若く、「南朝鮮の奴どもが北朝鮮と一緒になって攻めてきたらどうやって国を守るのだ?」なんてトンデモ演説に、「そうだっ!」「その通りっ!」と拳をあげておる。40年前の若者が「われわれわぁ、たたかうぞー!」「意義なーし!」と叫んでたのと類似してる←なんて演説してたか思い出せないので検索してみる。「前教頭の味演説」と変換される…わけわからんな…時の流れを止めて変わらない夢を見たがるもの達と闘うため~…ますますわからんか、わかる人しか。

すぐ隣を「原発事故を発明で解決するドクター中松、都知事選○回無欠席のドクター中松」カーが通り過ぎる。月に2、3回だけ登庁して「この支那人どもが!」などと趣味の暴言吐く知事を戴いても、都政はなんにも困ってなかった。中松知事でもきっと大丈夫に違いないだろう。

この辺で予想してみると、おそらく舛添候補の勝ち、コイズミ神話崩壊す、の結果になるだろうし、それが妥当と思える。政局の小泉、さすがに少しヤキが回った。担ぐ神輿がダメだね…1億貰って首相投げ出した印象のみ再ライトアップされとる。ただ、反原発ワンイシューでよいのか?との突っ込みには、よいと答えて差し支えないな。オリンピックを成功に!って、オリンピックの失敗ってどんなんやねん。福祉も教育も石原でも回ってたし。

舛添さんの必勝法は、投票直前に「実は私も反原発」って寝返ること。自民党は表向き怒るだろうが、どうせ都知事に権限ない。そうでなくてもあまり真剣に応援してない。反原発で何となく細川に行きそうな票が雪崩をうつはず。心配は前髪のない貧乏神に取り憑かれ、支持してくれそうな層に媚びてぶれまくること。

私が予想した馬は走らない、のマーフィーの法則は今も生きてるのかな?
by cegero116 | 2014-01-25 19:25 | まちかど | Comments(0)