飲む・鬱・買う

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最近のこと。確かにストレスの溜まる現場ではあったが、百戦錬磨と見えた設備工事の監督が鬱病と診断されリタイア…心配で眠れなくなったのが発端らしい。他にもあちこち、親しい方から人より伝え聞くものまで「鬱」のお話が増えてきた。

で、おぅ!と感心する週刊現代の特集記事「病気はクスリで作られる」…1999年まで43万人前後で横這いだったうつ病患者数が120万人に爆発しておる。その99年なる年にグラクソ社がうつの特効薬SSRIを発売しており、この薬が10年間で5倍、売上1200億円を達成したとな!縦軸横軸を操作したごまかしグラフはよくあるが、このグラフはそんなことないな、明らかな相関関係が見えるな。

ただ平穏なこの10年ではなかったとは思うが、その前の10年が能天気な時代だったわけでもない。仮にも薬効が確認されて売られてるはずのクスリ、飲んだせいで病気になるわけでもなかろう。要は病気の基準を変えたから。「うつは心の風邪」「徴候を感じたらすぐ病院へ」と、普通に悲しんでたり落ち込んでたりする人を片っ端から「鬱病」と診断して行けばこうなるわな。薬も売れるわな…しかし、この表見ると効かんような気がするなこのクスリ。

もう少し解りやすい例だと、80年代まで160以上が高血圧だったそうな。これを140以上に改めた結果、高血圧患者は激増。降圧剤は何兆円も余計に売れたとか…一度飲み始めたら生涯止めてはならぬと…ホントかな?私も飲んでるぞ、効いとるかどうか知らんが。

本来の「鬱」で苦しむ方が多数いらっしゃることは間違いなく、医療がこれを救う命綱であることも疑いない。が、製薬界のマーケティングが何かの依存症を明らかに助長していることを気付かせてくれる記事だった。かく言う私の某畏友(関西在住)も、ある薬の依存症。何万円も使う月もあるとはかなりの重症か?…彼は彼なりにシアリスな問題を抱えておるのだ。同情はせんけど。
by cegero116 | 2014-03-25 09:38 | 世情 | Comments(0)