ポッチャリの胸ざんす

なんちゅうタイトル!・・・違います、「ボッティチェリとルネサンス」展です。ぽっちゃりというよりスレンダーです。

ポッチャリの胸ざんす_e0001663_12562177.jpg特に触手のそそる展覧会ではなかった。先週土曜日、映画を見に道玄坂への道すがら、Bunkamuraの傍を通って開催中を知る。映画が強烈かつ後味最悪の傑作だったため、ちょっと口直しに立ち寄る。

企画展として、いつも期待以上の点数を集めてくれるBunmkamuraミュージアム・・・にしては今回ちょっと貧弱な品揃えだったぞ。ルネサンスつっても、ボッティチェリとその工房とそのエピゴーネン達だけ。パトロンのメディチ家の興亡がメインテーマで、お抱え画家のボッチャンは雇い主にひたすら奉仕してる印象。時代だから仕方ないし、もともと好きじゃないからだけど、どれもこれも平板な宗教画ばかりで飽きまする。

このポスターはデビュー当時のものとのことだが、これが一番ましです。このあとのものは工房作、も多いからだろうけど・・・言っちゃならんかもしれんが・・・下手じゃない?専ら時代背景の解説文の方に興味をそそられた。サヴォナローラ、なんて何十年ぶりに聞いた名前だろ。

映画→美術館のハシゴ、印象が錯綜して良くありませんな。
by cegero116 | 2015-05-14 12:56 | Art | Comments(0)