カンボジアン・グラフィティ

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突如降って沸いたカンボジア某プロジェクト…地理、国情を含め全く知識なし。ま、知識なくとも業務に支障は無さそうなのだが、せっかくだからとネットをうろうろ、雑学を仕入れる。写真は唯一知ってるアンコールワット。死ぬまでに見てみたい場所ベスト3。

今も王国だったというのにも驚く。Wikiなど眺めると嫌でも入ってくるのがその苦難の歴史。アンコール遺跡に代表されるクメール朝の栄華から、仏領だった植民地時代から、帝国列強代理戦争の場となった内戦…そして。

カンボジアでアンコールワットの次に想起される単語…いや、今でも一番目か?その名も忌まわしきポル・ポトの時代を迎える、迎えてしまう。ちょっとさわりの解説読んでも、実際に訪れたことのあるかたの話でも…酸鼻を極める虐殺の数年。国民の7人にひとりが殺され、知識層、職能を持つものは根絶やしにされる。少年を監視、密告の手先に使い問答無用の拉致、虐殺…今ISILとやらが宗教に名を借りて行ってることの数百倍の蛮行。

今も世界最貧国のひとつに留まるのも無理ない、虐殺の手先しかやったことのない少年が長じて国の中心層を形成しているんだからな。ISILはイスラムの名を借りてるだけ、本来は平和と慈しみの教えと聞くが、ポル・ポトが奉じた共産主義はその本質が殺戮と文化の破壊なのだな、とつくづく。金王朝しかり、毛さんスタさん…ポル・ポトどころじゃない虐殺者が輝かしい名を歴史に刻んでるもんな。

国民性としては穏やかで働き者とのカンボジア。今回のお仕事も当然政府同士の援助事業。ほんの僅かだけでも関われるとすれば光栄なことです。
by cegero116 | 2015-06-09 18:36 | 世情 | Comments(0)