安保ちゃいまんねん、安倍でんねん

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こんな茶化したタイトル、いきなり怒られそう…。

今夜にも参院特別委での安保法案採決があるだろう、ってんで国会前の包囲デモに参加してみる。法案阻止、政権打倒を訴えるのに、国会を包囲することにどんな意味と効果があるのか、実はとても懐疑的な私…たったあれだけの人数のデモで国政が変えられるか!とのハシシタさん、ほんまにそう思う。彼の信奉する戦術論からは下の下の作戦に見えるだろうね。ま、実際の空気を見とかないと解らんからな…野次馬って言うな!

国会議事堂前で下りて一回り。とにかく腰の低い警察官たちの巧みな誘導で混乱なく霞が関まで歩いてみる。気 勢をあげる正門前では身動きとれぬまましばし溶け込んでみる。鐘や太鼓も出ていて「強行採決絶対反対!」「アベは辞めろー!」「鴻池は恥を知れー!」ヘイトスピーチともおぼしき個人攻撃。違和感あるなー。

「抗議に参加される皆様は、コーンの左側を歩いて交差点に向かってください。」「反対側の歩道の方が少し空いてますー。」「植え込みに入らないでください、危ないですよー!」と、この警備の方に反感覚える者は居ないよな…つってたら「警察の皆さん、こうやって暴力で私たちを取り締まるのはほんとは嫌でしょ。こっち来なさいよー。」と侮蔑のスピーチする輩あり。既視感あり…そう、こんなのが紛れてないかどうかも見に来たのだ。
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いたいた、時代祭の化石みたいなのが。こんなに解りやすいのはひょっとして政府の工作員ではないかとも思うが、絶滅危惧種として見逃しておこう。気になるのはシュプレヒコール(古語)の中に、場馴れた職業反対家の臭いがあること。明日はどっかのマンション建設反対へ、明後日は不当解雇糾弾の集いへ、てな類い。60年、70年を知ってる世代には生理的嫌悪感があるのだよ。

しかし、昨日公聴会で熱弁をふるったシールズの奥田君とやらに仄かな希望が見えたのは事実。論旨も滑舌も総理や大臣たちと段違いの差。上手く伸びてほしいなぁ…国会の議決に何ら影響など与えないこんな集会、意味があるとすると彼らのような若者が目の前で敗北を見届け、決して忘れぬ記憶として体に刻み込む体験をしたこと、かな。

安倍晋三に選挙で絶対多数を与えたのは隣の国の国民じゃない、我々なのだ。集団的自衛権のことは選挙で言ってなかった、憲法をねじ曲げるとは言ってなかった、ってのは泣き言だと思う…どういう奴か知ってたでしょ。経済知ってるわけでもないのにアベノミクスとか言って富を勝者に手厚く与え、秘密保護法を制定し、派遣労働の裁量を拡げ、国民総背番号で国家の管理を強化、消費税を上げて原発を動かす…全て我々の選択なのだ。民主主義なのだ。

連休前に決めてしまえば、休みの間にみんな忘れるでしょ…と、採決後に浮かべるであろう総理の薄ら笑いを、薪に臥せ胆を嘗めても忘るべからず、が本日の感想でした。
by cegero116 | 2015-09-16 20:18 | 世情 | Comments(0)