無罪方面

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20年前。世界に先駆けた無差別化学テロを引き起こしたオウム事件。首謀者が早々に逮捕・断罪される中、「走る爆弾娘」の二つ名のもと17年もの間指名手配の網を掻い潜り逃亡し続けた菊池容疑者、一審実刑判決の後の控訴審、昨日晴れて無実判決を得て釈放されるとのニュース。

破棄された一審が裁判員裁判での判決だったこともあり、なんでだ!許せぬ!との怒りのコメント続々。多数の命を奪ったあの未曾有のテロ、関わっていたのは間違いない者を無罪放免するとは考えられぬ、が私も含めて大衆の一般的な思いではある。

が、これが法治国家なんだとの感もある。成文法など何の意味も持たず、政府の意思で捕らえ殺す共産国家、神の言葉とやらを振り回して殺人ゲームしてる偽宗教(←ま、オウムがそうなんだけど…)ではこうはならん。国民情緒法(?)によって、船長が死刑になったり財閥の南京豆娘が逮捕されたり…大統領の噂書いただけの記者を逮捕したり、気に入らん歴史論文の著者を起訴したり…ポピュリズムで簡単に法を曲げる未発達な民主国家もお近くにある。

「国民を守るのは法律家ではなく政治家の役割だ!」と宣う政権を抱く我が国が目指すのはどの国家体制なのかな?法に基づく選挙で勝ったから、いま好き勝手できてるのだよ。
by cegero116 | 2015-11-28 10:39 | 世情 | Comments(0)