ディープ残念!

ディープ残念!_e0001663_2232257.jpg競馬界今年最大の話題、ディープインパクトの凱旋門賞挑戦。惜しくも3着に日本中がっかり。負けた、残念、世界の壁は厚い・・・より、この日刊スポーツの見出し「差された」にショックが大きい。

日本で見たディープのレース、その全てが圧勝で果たしてこの馬の本当の脚質が何かが解らないまま。出遅れても、と言うよりほとんど出遅れて後方一気の追い込みレースばかり。4角で先頭に立つとあとは後続が離れて行くばかり、そんな光景しか見てなかったから、直線で差されて2着も守れなかったことが信じ難い。

フランス門外不出の凱旋門賞、海外の脅威であるディープに対し、フランス上げての潰し作戦があるに違いないと、練りに練った作戦だったのだと思う。包まれたり、前が詰まったりすることのないよう、慎重にレースを進め500mも手前で先頭に立ったのは、陣営の愛馬に対する揺らぎ無い自信の顕れ。

・・・が、あんな力競馬の雄ばかりを相手にして、しかも3歳馬に3.5kgのハンデを与えて、400mの直線逃げ切りは無理だよぉ。叩き合いのビデオ見ると他馬とひと回り体格が違う。只の結果論だとは思うが、脚をためて残り1ハロンで一気の追い込み作戦だったら結果は違ったのでは?武クンの作戦ミスと言っては気の毒に過ぎるが。

新聞記事追随ではあるが、何回走っても十分勝ち負けが出来る世界の一流馬である事だけは証明された、ことで悔しく満足しておこう。
by cegero116 | 2006-10-02 23:09 | 馬は世につれ | Comments(0)