カクテルバー開店!

カクテル初心者セット¥3,000-を入手、自宅台所にてバーの開店を試みる。

元は伊坂の小説でのカクテルの薀蓄に触発されたのがきっかけ。甘ったるいのは好みではないのだが、ビールと焼酎を素のままで飲んだくれてるばかりでは、呑んべとして文化的ではないと、教則本買って研究開始。全くの初心者、始めてすぐが一番面白いのは何事も同じ。
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さてやってみようとして、素材となる酒類がなかなか入手できないことも初めて知った。近くのコンビニでドライジンだけ買って、混ぜるもんが手に入らん。といってるうちにジンがだんだん減り始める。(そのまま飲んでしまってるんですな。)こりゃあかん、と本日デパートでドライベルモット入手。甘い酒だそうな。でかい瓶しかなかったので、夫のドライジンと並ぶと蚤の夫婦。

これでカクテルの王様「マティーニ」を作って我が家のバーの口開けにせむ・・・あとなんか果物入れてたよな、とうろ覚えでライムを探す。まるでとんちんかん。マティーニにはオリーブ。ウォッカとライムで「ギムレット」になるのでした。・・・しかも売ってなかったのでスダチを購入。迷走。

で、いよいよでジンとベルモットを4:1で計量、ステア。ミキシンググラスが無いのでどんぶりで代用。グラスの形も微妙に違和感あり。せっかく買ったスダチをグラスに立てて完成です。何モンじゃ、これ?・・・どてら着て寝ていた家人を起こして、記念撮影。ひと舐めして退散される。まことにしまらない開店披露であった。

確かにお味は???。飲むことそのものより、「ジンとベルモットの比率は人によりそれぞれ。超辛口愛好家のチャーチルは、ベルモットの瓶を眺めながらドライジンをストレートで飲んでいた。それもまたマティーニ。」なんていう、お話を楽しむものなのかも。・・・奥が深いぞ。懲りないぞ。
by cegero116 | 2007-11-23 01:24 | 呑喰 | Comments(0)