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先週だか、日曜日にTVザッピングしててロバート・デ・ニーロの「アナライズ・ミー」を見つける。もう随分前の映画…1999年だそうな。あ、これ見た♪…と、ちょっと見始めたら面白くて最後まで見てしまう。泣く子も黙るマフィアの大ボスが精神的に不調をきたし、極秘に精神分析医のもとを訪ねてのドタバタ劇。一度見ていて筋立ては記憶していた。で、細部の台詞のくすぐりを楽しむ。

デ・ニーロが演ずる裏社会の人間と、分析医を演じるビリー・クリスタルの掛け合い…噛み合ってるようで噛み合ってない。めちゃめちゃおもしろい展開があるわけではないが、改めて見てみるとアメリカ社会での階層の分断を描いているのかな、と。話し言葉そのものから違っており、「てめぇのキンタマ切り取ってケツの穴から突っ込んで…」なんて日常会話をするデ・ニーロに、「抑制」とか「衝動」とか(←よく覚えてない)のインテリ言語を喋らせるビリー。「抑制、ってなんだ?新しい武器かもしれんぞ」なんて敵のボスの会話が笑える。

見ていて、現職のアメリカ大統領がケツの穴側の人間なんだなと…知的で抑制的だった前職や、すでに選挙で勝利した相手を下卑た言葉で罵り、子分のジェリー(←サイコー!)みたいな支持者の喝采を浴びている。他所の国の悪口行ってる場合じゃないかな?選挙戦真っ只中の我がニッポン…聞こえて来るのは相手を口汚く罵る演説ばかり…選挙報道のTV、消してしまうもんな。

続編の「アナライズ・ユー」は未見…多分同じテイストだとは思うが、機会があったらDVD借りて見よう。

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土曜日、あちこちから遠征の方達を引き連れて現場ミーティング。二時半に終わってしまいその後ががら空き…ツレを探すも不調に終わりもて余す。土曜日なんだから休みだと思えばいいんだけどね。

で、思い付いて梅田の映画館に当てずっぽうに飛び込む。お好みのヨーロッパ映画、フランスの「ELLE」、主演イザベル・ユッペールってんだから、きっと暗くてえぐくてエロいやつだろうと…ま、それは見事に当たっておった。



【ネタバレ】
冒頭、画面が明るくならないうちに激しい悲鳴と暴行の音声…去ってゆく強姦魔の後ろ姿。決して警察へ通報はせず(←話の大きな伏線)、割れた食器を黙々と片付けて入浴するミシェルと浴槽に浮かぶ血糊…人が見たくないものをこれでもかと…。

ミシェルは変態ゲームの開発で成功してる企業家。会社では孤立しており暴行犯は社内に居ると考え捜索を開始する。ファストフードで働くロクデナシの息子と、その婚約者…どう見ても父親の違う赤子が産まれる。ミシェルの老いた母親も金目当ての男と再婚を目論んでる。

共同経営者の女性(←こいつとも怪しい関係)の夫とも密通しているが、なんとか別れようと画策…この男がまた鬼畜。離婚した前夫とも友人付き合いはしているが、その夫の新しい恋人にはさりげなく嫉妬している。自宅では隣の家のちょっとカッコいい男を盗み見して自らを慰めてる。

話が進んでゆくにつれ、幼少時のとんでもない事件が明らかにされてゆく。犯人の正体はわりと早めに解るがその後の展開がまたエグい。…アウトレイジではないが、全員悪者…エロ者。ラストはミシェルの最強モンスターぶりが際立つ。

すぐ近くでやってた「ワンダーウーマン」と迷ったのだが…また失敗したか映画選び(TT)…いやいや、終わってしまえば見応えのある作品でした。お勧めはしませんが。

それにしても、イザベル・ユッペール…私と同い年(-_-;)
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銀座二丁目にての地鎮祭の帰り道、ふと目に留まった映画館シネスイッチ…ここ、目立たないいい映画掛けてるんだよなー、と気になる。午後会社に戻りだらだらと雑用こなしての夕刻、なんかちょうどいい時間の映画やってないかな?と検索。親友が余命を宣告されての4日間…なんてのを見に行くつもりで銀座へ舞い戻る。

で、暗いのやだなぁ、なんか他のちょっと覗いてこ、とシネスイッチの前へ。ちょうどいい時間に短いのやってた。「ブランカとギター弾き」とな…予備知識全くなしで飛び込んでみる…これが大当たり!


ネタバレ
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三連休最終日、誰もいない事務所の午後、労働意欲喪失して映画へ。突然思い立っての検索で見たいもの見当たらず…ならばまるで知らないジャンル、闇鍋ムービーウォーカーを、と小栗旬主演の「銀魂」へ。信長協奏曲で面白かった記憶うっすら。

人気コミックの実写化、出ている若者俳優は殆ど知らないのだが、キャスト見ると中村勘九郎、長澤まさみ、堂本剛、佐藤二朗…となかなかの顔触れ。どんなんかなぁ?

いや、おじさんには無理だったみたい。回りの席が沸き立つシーンのどこが面白いのか、さっぱり解らない…理解できないのではなく、何をパロっているかが解らない。批評するレベルではないので、感想何も書きません。

たまにしか見ないのに…やっと映画館行けたのに…引きが弱いったら…ぶつぶつ。
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なんでディズニー?なんで吹替え?小さい子が居るわけでもないのに?…と自分で訝りながら観賞した「美女と野獣」。実写版、とあるのは基本がアニメで舞台がそれを追い、実写化は初めてだからみたい。

どれもあまりよく知らない…子供が小さい時にレンタルビデオで見たかもしれないが…印象にない。神様の怒りを買って化け物にされた王子が、若い女に恋したら元に戻った…てな話。主演がハリポタの女の子で(←よく知らない)…どうせCGてんこ盛り、眠たくなったら寝ちゃろ…と。

これがなんとなんと…大当たり~♪。めちゃめちゃ良かった。元々大のミュージカル好き。レ・ミゼラブルを思い出させる中世の街角描写が秀逸。CGも、宇宙怪獣大戦争どかんどかん、とは違ってとても可愛く効果的。話の筋は追わなくていいのでひたすら歌に聴き入る。

今回、吹替え版の評判がとてもいいらしい。島田さんとか岩崎さんとか実力派の声優揃えて気合い入ってる…が、エンドロールあたりで原語の歌を聴いてしまうと…うー、やっぱりホンモノ聴きたいよぉ。同じ映画を二度見る。なんてめったとないことだけど字幕版行こうかなぁ。

ただ、魔法が解けた王子に少しがっかり。野獣の方がカッコ良かった(^^;
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午前中、埼玉での打合せが10時からとなり、朝おうちでのんびり。7時40分からの「やすらぎの郷」再放送を見る…初めて。

みゆきさん主題歌、ってだけで「何々?」た注目してたのだが、その往年の大女優博覧会みたいなキャスティングも少々気になっておった。石坂浩二が女優の骨董品鑑定するのかな、なんて。

いや、今日たまたま見た一回。なんのストーリー展開もない爺様方のダベりと、アルコール依存で認知(?)気味の元歌手の繰り言…だけの回、なのに…めちゃ面白いではないか!倉本聰さん、って言ってひとつも見たことないので語れることもないのだが、これだけの名優をやりたい放題使えるのはとんでもない方なんだな、きっと。

どうにかして全編見たい欲望が芽生えたぞ。
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土曜日のMOVIX亀有レイトショー。久々の映画館はやっぱりこんなのキングコング。ラブロマン、なんか観たい気もしたのだが、でかいスクリーンで観るならこちらかと…が、脱力するんではないかな、と…さほど悪くはなかったが…予想通り…。

冒頭は第二次世界大戦下の孤島、脈絡もなく前触れもなく突然身も蓋もなく現れる大猿。時は過ぎてベトナム戦争終結直前、ここが舞台。走馬灯カットでアイクやらケネディやらニクソンやら…当時のロックをガンガンかけてキングコング好きの世代を露骨に掴みにかかる…掴まれた。

ストーリーは省くが、ゴジラと地獄の黙示録とジュラシックパークとインディジョーンズと怪獣大戦争をブレンド…いや上手くブレンドされてない、ただ生のまま混ぜたような展開。出てくる怪獣みんなでかくて陳腐…ウルトラシリーズもよく研究してる監督だな。

悪口ばかりのようだが、楽しんだのですよ。超B級に徹して、ジュラシックや最近のゴジラのようなコンセプチュアルな面なし。こんなパツパツの精神状態の時にちょうど良かったな。

ひとりで観たのはもったいなかった…と言って一緒に観てくれる人に心当たりもありませんが(^^;
上海の行き帰りで半分づつ見た映画。チャイナエアでは映画見られん、と思ってたら進化してた。但し、半分以上中国映画。洋画も字幕が中国語…ララ・ランドあったんだけど、中国語の字幕でミュージカル見てもなぁ…。で、たった一本だけあった日本映画「四月は君の嘘」を見るしかなかった。

少女コミックとアニメでとても人気のあった作品の実写化…普通なら絶対に選択しないジャンル。これもなにかの出会い、意外といいじゃん、となるかもしれぬ…。なりませんでした。ファンの中でどんな評価を得ているのか解らないが、私には一番ダメなタイプ。


ネタバレ
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俳優松方弘樹氏の訃報が伝わる。「え、何度目?」なんて呟いてた方もいらっしゃったほど、多くの映画で暴れ、殺されてきたからな。今回も、むっくり起き上がって「監督、今の殺され方、どうだったですか?」なんて言うんじゃないか、と。

いっぱいいっぱい出てたと思うのに、放送で取り上げられた代表作は「仁義なき戦い」…第一作で坂井の鉄っちゃんと言う重要な役を演じたのだが、連作にするつもりのなかった深作さんが気前よく殺してしまった…いや、モデルの佐々木哲っちゃんも殺されたから史実通りなのだが。このシリーズに出演した役者が亡くなると代表作は必ずこれになってる。菅原文太も山城新吾も梅宮辰夫も…ん?岩井のカシラは存命だっけか。

晩年は「マグロの松方弘樹」の方がよく知られてたかも…嫁さん三人、離婚も二回、子供も五人…個人的には仁科明子さんと結婚する時の「キツい一発!」が後世に残る名言では?と。やりたいことやれた良い人生でしたね。合掌。


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琵琶湖から大阪難波にとって返し、今日封切りの「一会」劇場版を観賞する。関西の公認愛人28号MMさんが付き合ってくださる。

いや、なんばは都会だ。関東でみゆき映画見るときは八千代とか木場とかのイオンシネマ。数人で貸し切り、てなことも多いのだが、初日とあってなんばパークスシネマ、7割もの入り、ただ年齢層高め。どこやらの会と同じ香りのする空間。

初めの30分くらいはリハーサル光景。スッピンのみゆきさんやコーラス隊に瀬尾さんが調教つけてるとこ…これが楽しい…はずなのに、10分くらいから熟睡…優しい愛人はほっておいてくれる…愛人と言うより介護人。まだ風邪抜けてないのだなぁ。

本編始まるとシャキッと目覚め、二年前の走馬灯と共に聴き入る。40年分くらいの時を自在にクロスオーバー、友情なんてやるんだもんなぁ。どうやったらこんな方がこの世に存在することを信じられるのか。

映画の長所、ドアップで見るリアルみゆきさん。また血管浮き出たなぁ、シワ塗り込めたなぁ、二の腕、ちょっと絞ったね♪と、まことに自然体に歳を経ておられるのが素敵。
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感想会は介護人とこんなとこ行ってました(^o^)