カテゴリ:たてもの( 573 )

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バリ出張中のS氏よりLINEで写真が届く。水盤とその下のレストラン。中央の開口部が喫水線となり四方へのオーバーフローと併せ鏡の如し。水深は30cmほどと…。まさにこれから作ろうとしているMプロジェクト、ロビーの景観に参考にせよとのお達し…穴あいてないな…あけようかな…下は土だな…。

最近、素敵な建物の演出を見つけると憂鬱になる…なってる場合ではない。これからスタミナ勝負なり。


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神宮球場からの帰り道、新国立競技場の建設現場の横を通りがかる。広大な敷地に林立するタワークレーン、ちょっと今しか見ることのできない見晴らしなり…と、真っ暗なので写真は撮れなかった。ので、ネットから拾う。

まだ躯体の姿は見えず、地下工事中…その地盤改良工事の監督を務めていた23歳が、過酷な現場の業務に耐えきれず失踪ののち自殺したとのニュース。なんで学校出たての駆け出しが百戦錬磨の職人の中で責任者務めにゃならんのかな?…私は同じ23歳の時に大手S社の現場に常駐監理者として放り込まれた。当然なんにもわからずなんにもできぬ。言われるままに鉄筋を数え、施工図の寸法確認するくらい…それでもよく間違えて朝から型枠バラす羽目になったり…現場所長、そんな新米ダメ先生に優しかったなぁ。

建設災害で犠牲者が出る現場はいくらもあるし、黒部や青函のように美談として語られることもあろう。が、今回の悲劇は、そもそもこの建物必要なん?そもそも東京にオリンピック必要なん?まで遡る。当選無効にされ憤死したザハさんに続く無為の死者は、地縛霊となってアスリートを呪い続けるかもしれない…誰の都合か酷暑の夏にマラソン走らされる選手あたり、気をつけましょうぞ。
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暑いぞ京都!…本日は行政さん回りで宇治へ。昼飯どき、駅前にはちゃんぽんとホルモン焼き屋さん…うー、暑苦しい。コンビニでおにぎりでも買うか、と、目にとまったランチののぼり。ゆめハウスのゆめカフェとな。本日のランチ、枝豆ご飯と鶏の紫蘇あげにソーメン、コーヒー付きで600円…よいではないか♪

じっくり見ると本日のランチ、ったって今日7月7日だけ。営業は週一回金曜の11:00~14:00だけみたい。中はちょっと変わったテーブルレイアウト、その昔のユースホステルのごとし。お客より多いスタッフの皆さんが出迎えてくれる。

週一回の営業でこんなにたくさん人使っちゃって採算合うのかな…と、そんな商業主義的日常では推し測れない、NPO法人が障害者の就労支援のために運営している貴重な施設だったのだ。

週に一度、三時間だけ運営している場所に、63年の人生で三度目に立ち寄った私が出会い一飯の縁を結ぶ…

一期一会のはかなさつらさ
人恋しさをつのらせる~

また次来るときが金曜日でありますようにの七夕のひとときでした。

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昨日朝、S温泉社長より大浴場の天井に微細な漏水の印ありとの連絡を受け、面倒見のよいゼネコンI社の方と点検に訪れる。おそらくは何事もないであろうが、念のため職人連れて営業時間外に剥がして調べることにする。

建築家-アーキテクト、と気取っていてもお仕事のかなりの部分がこの類い…と、嫌いじゃないのだ。常々細かいことに気を配って建物を可愛がってくれるクライアントが声かけてくれてるんだもん。日々の崖っぷちストレスから数時間合法的に解放されるから?…いやいや。

ま、ミラノのヴィエンナーレで建築賞授賞式に参列するのもアーキテクトなら、裸足で脚立に乗って壁トントンするのもアーキテクト…?そう言えば明日は、一軒説明を忘れていた京都の現場のそばのパチンコ屋さんに近隣説明に赴く…幅広いでしょ、アーキテクト(^^;
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公衆浴場法では銭湯を「一般公衆浴場」と「その他の公衆浴場」に分類して定めている。公衆浴場組合に加入し、物価統制令(!)に定められた料金-460円を守る代わりに上下水道料金が1/10程度に減免されるという特典を持つのが一般公衆浴場…壁の富士山、番台のおばさん、手を腰に当ててコーヒー牛乳を飲む、等の記号で表わされる昔ながらの銭湯ね。…今のワタクシ、その他の分類に属するスーパー銭湯の設計でご飯を食べさせて頂いてる訳だが、某クライアントより一般公衆浴場リニューアルのお話しを頂き、最近のおされ銭湯を見ておくようにと、で、おされ東横線のおされ学芸大前駅へ、「千代の湯」見学に伺う。

間取は昔のものとさほど変わらないが、炭酸泉が導入されていたりインテリアがモダンになっていたり、でミニスーパー銭湯かと…どうせなら、三丁目の夕日テイストで昭和を打ち出してあげた方が銭湯ファンには喜ばれるんじゃないかなぁ、なんて愚考する。

それにしても「一般公衆浴場」、
「イッパンジンは捜査対象にはなりません」との金田法相の共謀罪答弁を聞いて
「チンパンジーは捜査対象にはなりません」と聞き、そうかゴリラから捜査対象にするのか、凶暴だもんなぁ、と納得していた奴がいたが…「一般」とはどんな概念なのかなぁ?

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某所で使用を企んでいるプロフィリットガラスなる代物の現物を確認に山梨へ。上野原~大月間にある鳥沢駅の待合室。乳白色の不透明なものはあちこちにあれど、透明モノ使用例が稀有。しかも内部から見られる場所はほとんどない。サンプル取って眺めると風景はぼんやり歪む…これを部屋一面の窓に使ったらどうなる?景色見えるんか?、のオーナーの問い、ごもっとも。
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うむ、やっぱり見てみないと解らんもんだ。彼方の風景は絶景とは行かぬもののしっかり見える。使う箇所が極めて重要な部位なので、ひとりで決断するにはやや重い…が前向きな意見を答申するとしよう。

なんとなく気分が良くなったので、本日はタイ料理から昭和歌謡への流れ。なんだそりゃの土曜日でした。
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ここは草加の別天地、りゅーせんじの、ゆ!
ここはお風呂のパラダイス、りゅーせんじの、ゆ!

聞き覚えのあるこのメロディが延々と流れる…歌詞はこれだけ、全部で15秒くらい…従業員さん、一日に1,000回以上聞いてるのかなぁ…映画リリー・マルレーンの拷問シーンを思い出す。

土曜日、かねてから見ておくようにと指示を受けた「竜泉寺の湯草加谷塚店」の取材に赴く…取材、って入浴してご飯食べるだけだがね。系列の茅ヶ崎、八王子店と同じくここも低料金大型店、夕刻だったため浴室も洗い場もえらいことに…ものすごい繁盛店だという評判に偽りなし。八王子店と同じく、メインロビーは畳敷きに丸いちゃぶ台。みなさん気持ちよさそうに寝入ってる…息してるのかどうか心配になるほど熟睡しておられるやすらぎの郷系の方も…(^^)経営者のコンセプトがそこかしこに徹底されたお店だ。

聞き覚えがあるといったものの、草加の部分を八王子に取り替えるとゴロが合わないな…どんな歌詞だったのかな?「ここは田舎の八王子~りゅーせんじの、ゆ!」だったかなぁ…こらこら。

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永きに渡って取り組んできた鶴瀬駅前、Hビルが本日の佳き日に竣工の日を迎える。明日から崩れるというお天気もビルの門出を祝ったかのように無風の快晴。地鎮祭を祈念してくださった同じ宮司さんに落成の祝詞を頂戴する。

祭壇が設営された3階のウッドデッキテラス、なんて気持ちいいんでしょ!実はこの目の前にM銀行鶴瀬支店の建築が程なく立ち上がるのだが、絶対三階以上にしてもらいたくない…工事中、何がお役に立つことあらば駆け付ける所存である。

たまには住民側の席に座ってみるのもよきかな、と。
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ありまひょう~えのこ~よ~かくへ、の横を通り過ぎ、有馬温泉随一の日帰り温泉「太閤の湯」へ。黒田官兵衛ゆかりの地ということで、館内は黄金と瓢箪の秀吉尽くし。お好きですねぇ。

有馬と言えば「金の湯」「銀の湯」の源泉。ふんだんに遣われておる。特に露天の掛け流し金泉は「湯あたり注意」の看板に偽りなしの凶暴な温泉。神戸トンボ返りの疲れがとっぷりと…増幅。

周辺を建物に囲われてることもあり、眺望は皆無…勿体ないけど仕方ないね。スーパー銭湯のコンテンツ、一通り完備…足湯つき岩盤蒸し風呂、なんて新しいね、組み合わせの妙?

施設内の移動が山あり谷ありの長い道中なのは、平日2400円の入館単価を頂いているのだから少しでも旅の気分を味わっていただこうとのホスピタリティ?…色々お勉強になりました。


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連休もあと二日、家人の実家御宿での法要に参列する。どう考えても地獄の渋滞必至…で、電車を乗り継ぐことにする。

乗り換えの千葉駅に着いてびっくり。もう何年も…ひょっとしたら10年以上も工事現場、万能版でできた巨大迷路だった千葉駅がピカピカに生まれ変わってた。名付けて「ペリエ千葉」。ついにできたのだね…と、まだ奥の方は工事中。全部出来上がらないと解らないが、千葉も大宮も品川もみな似たように

ご縁のある「ピエリ」と似た語感だが、ペリエはそのまんま炭酸水ではないかい?…オリビエ・ペリエと言って知ってる人はどのくらい?