鳩辞め大臣

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土曜日。始発電車で伊勢志摩へと向かう。片道五時間半。まだ新聞も売ってないぞ。と、とりあえずケータイでYahooニュースなど眺める。

日本郵政社長人事問題で更迭・辞任となった鳩山弟大臣の画像。なんだか物凄い写真だ。レンブラントの「夜警」みたい、と言いたいところだがこまわり君の夜警だな。「死刑!」やってくれ。

推薦しといて泥舟太郎丸から逃げ出した感が強いが、ここ数日の目立ち方は大変なものがあった。いや、かんぽの宿騒動からこっち、この内閣では最も目立ったお方だったな。本気でポスト麻生を狙ってるとの報道もあったが、辞めるタイミングとしては優れて戦略的。そんな才能だけで総理狙われてもな。

四年前と善悪逆転してるが、仮想悪役を仕立て、これと毅然と闘う政治家を演ずる手法コイズミに同じ。「公社時代と比べて二倍も利益出してるんですよ、西川社長は!」by竹中…なんてむきになってたったひとりを庇った側のダメージが深い。

しかし、民営化の歪みをなんもかんも押しつけられ、まるで個人の犯罪のように罵られながら、何故に辞めない西川さん。こちらの方が毅然として闘ってるようにすら見えるぞ。よほど重要な使命を帯びているのだろう、さすが民の頂点を極めた方の肝の据わり方は違う。

不採算旅館をサラ金に二束三文で払い下げる、なんてしょぼい使命ではないと思う。国ごと売り渡したほうが民の暮らしは豊かになると考える向きが危機感をもって支えてるのであろう。

老醜が哀れだ。代わってあげなよ宮内さん。
by cegero116 | 2009-06-13 06:11 | 世情 | Comments(0)