ドン・フリードマン in 陣屋

高槻からJR西日本線、新幹線、横浜線、小田急線を乗り継いで鶴巻温泉へ。昨日は陣屋源氏館にて、「緑の森コンサート」開催の日なり。

5月にも鑑賞させていただいた清水ひろみさんのVocalと、なんとなんとのBig Name-ドン・フリードマンのピアノとのデュオ。せっかくペアでご招待いただいたので、旧知を物色。近傍にて設計活動をなさってる女流建築家N女史をお誘いして格好をつける。
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なにせ源氏館、雰囲気満点の薄暗さに加えて立錐の余地も無いほどの盛況で、近くにも寄れず、、撮った写真がほぼ全滅。辛うじて外からのガラス越しショットにドンさんが写ってた。ボケボケだけど。手間の炎は、ガラスに映った庭の松明・・・ピアノが燃えてるわけではない。

曲目は前回とかなり重なってる。歯切れがよくて元気なスタイルは海外でも注目・・・とか。が、やはりお目当てはドン・フリードマンさん。大御所なのに、Vocalのバックに徹してる中で、ちょちょっと挟むアドリブがホンモノ感。「Round Midnight」のソロはかっこよかった~。

ビル・エヴァンスの流儀を受け継いでる、というか、Wikiによるとこっちが先駆者だというか。スコット・ラファロもチャック・イスラエルもドンが見出してビルが引き抜いたとあった。見るからに好々爺のドンさん。麻薬ジャンキーで人格破綻の天才ビル・エヴァンスと全然共通点は見当たらないが、そう言われれば聞いた事あるようなフレーズが・・・知ったかぶり。

ま、今回見なければ、一生見ることはないだろうのピアニスト。N女史共々、まったりと楽しませていただきました。
by cegero116 | 2010-10-12 12:43 | Music | Comments(0)