愛と喧騒のハシズム

愛と喧騒のハシズム_e0001663_2326445.jpg大方の予想を裏切らず、大阪府知事選、大阪市長選とも橋下率いる維新の会の圧勝に終わる。民主・自民・共産党までが相乗り、マスコミを動員してネガティブキャンペーンを繰り広げたと言うのに、だ。これをおもろければ横山ノックでも飛び付く大阪人の特異性とみるか、既成の政治勢力に対してどうしようもない不信を抱いてると見るかどうか。

個人的には、人としての品格を感じない言動と、手段のためなら目的を選ばない成り上がり感がすごく嫌。敵を攻撃することで耳目を集める手法はかのコイズミにも似たり。公務員改革も教育改革も、歩きやすい権力への階段。んなことくらいわかっとるわいの大阪人。大丈夫かな?

こんな手法で天下を取った例は、ナチス、ムソリーニ、タリバン、ボルシェビキなどいくらもある。オウムも目指したものは一緒だな。維新の会とやらがまだ、天下を取った訳ではない。んでも大丈夫かな?

歴史上の残酷な前例の共通点は、時の政や官がこの上もなく腐っていたこと。頑迷で硬直した都政・千葉県政の元に居るワタクシが、なんかのきっかけで大阪府下・大阪市政下の行政と関わったおりに、こいつらエイリアンか!と思う。何十年も前から全く変化なし…ひょっとして、役人さん達だけが大阪夏の陣をまだ恨んでるのだろうか。

とりあえずのハブ退治にマングース導入も仕方無いのかもしれない。ただ、間違いなく畑を食い荒らし、人に害をなす害獣であることも認識して、必要以上に繁殖させないことだぞ、大阪。
by cegero116 | 2011-11-29 23:26 | 世情 | Comments(0)