シャーロック・ホームズ シャドウゲーム

シャーロック・ホームズ  シャドウゲーム_e0001663_2256924.jpg

北京からの帰りの飛行機で見た映画。いや、別に駄作だと言うつもりはない。アクション映画としては良くできているし、主人公も相棒も敵役もよくキャラが立ってる。飽きないで最後まで観られる…ただ、これがシャーロック・ホームズなのがなぁ、なのだ。

ずいぶん前になんかインディジョーンズ風のオカルトホームズを見てがっかりしたことを思い出す…題名も筋も思い出さんが。それに比べりゃ…なのではあるが、激しい銃撃戦と逃走劇は原作のイメージからほど遠い。ホームズの役者、最初はダスティン・ホフマンに似てるなと思ってたら途中からランボーに見えてくる。モリアーティ教授だって、こんなただの暴力親父じゃなかったよな。

滝へ落ちるところを見ると「最後の事件」が元だろうが、こんな話だったっだっけ?小学4年生の頃、学校の図書館にあったホームズ全集を全て読んだのだが、「最後の事件」だけなかった。「恐怖の谷」かなんかでその存在が示唆されてたモリアーティ教授。どんな話か知りたくて必死に探した思い出。思い入れ強すぎかも。

ポワロのシリーズは原作のテイスト残ってるのにな。ハリウッドなんかで作るからこうなるのだ。やっぱりロンドンの話はイギリス本国で録らなくっちゃ…と、007みたいになったら更にいけません。
by cegero116 | 2012-04-23 22:56 | Cinema | Comments(0)