愛と哀しみのボウズ

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はるか昔に観た映画を思い出す、「愛と哀しみのボレロ」。クロード・ルルーシュだっけかな?単調にして忘れ得ぬリフの繰り返しの中、第二次世界大戦を挟んでの幾つかのドラマを同時進行で描く。戦後のパートで、無人の客席に向かってタクトを振るカラヤンと、丸坊主に刈られたナチス協力者の娼婦が鼻血を出して泣きながら小突かれるシーンが忘れ難い。(この写真は映画とは関係ないけど。)どうにもやりきれない、人間の残酷さが痛い名作だった。

と、なんでこんなの思い出したかと言うと、女子のアイドルグループの一員が、掟を破って男と媾ったとかで丸坊主に刈られてさらされたとのみぃはぁ記事を目にしたから。ま、誰かの恨みを買ってリンチを受けたのではないので、ちと趣旨は違うがね。どちらかと言うと、女子柔道園田監督の類。体育会系の粗暴さより、もっと陰湿な仕打ちだ。チームに残るため、自分で刈ったと発表しとるが、追い込んだなら一緒じゃろ。

これを見て、「健気だ、もっと応援してやろう」となるに違いない、と会議で決まったのか・・・鬼畜だ。
by cegero116 | 2013-02-01 19:49 | みぃはぁ | Comments(0)