日本ダービー2013・・・回顧付き
思い出語ると長く長く長くなるので、ちょびっとだけかいつまんでRemember。カラーテレビがやって来て初めて見たAT対決、タニノムーティエの年。大学受験を控えた高三の春、ヒカルイマイの直線ごぼう抜き。一頭の馬と27頭の牛が戦ったレース・・・ダコタはどこだ?が今も蘇る。大学へ進学し、京都から何故か名古屋に帰省して見たロングエース、ランドプリンス、タイテエム三強直線の叩きあい。これは現在に至るも屈指の名レースと信じてる。
翌年のタケホープ~イチフジイサミ、は空前のハイセイコーブームの中の逆転劇。菊も獲ったタケホープこそが真の実力馬だったのだろうが、敗れたハイセイコーが人の記憶に残る。この頃のワタクシ、関西原理主義者で、ホウシュウエイトなんてのを応援していた記憶。キタノカチドキが単枠指定に泣きコーネルランサーの三着に散ったのはその翌年。まだ30頭近く走ってた頃・・・外枠の馬、1コーナーまでに√3倍くらい走ってたもんな。次に来るTTG時代、トウショウボーイまでもダービーの魔に飲まれクライムカイザーの後塵を拝す。この時、関西にはテンポイントと言う稀代の貴公子がいて熱狂的に声援しており、日経新春杯の彼の最期まで続く・・・。
やっぱ長く長くなってきた。3ヶ月連続くらいの日曜出勤、気分転換も必要だからよしとする。
就職、上京して初めてのダービーはラッキールーラの年。翌年はサクラショウリ・・・関東へ来たから余計に関西馬ばかり入れ込み、負け続ける。実は東京へ来て初めて馬券を買って、当る・当らないが、儲かる・スるに変化する。カツラノハイセイコのダービーは、甲府での現場常駐監理時代のこと。「父さん見てくれ、見てくれこの脚」の杉本さん、作り過ぎ。現場を終え、新宿にアパートを借りて見たオペックホースのダービー。抜群に強かったモンテプリンスを退けての栄冠、だが確かその後何十連敗もした弱い馬の一瞬の輝きだったのだ。
ちょっと空いてミスターシービー、シンボリルドルフの連続三冠馬の登場を見る。7年勤めた最初の職場を辞め、お茶の水に一度目の独立をした時に重なる。世の中は4~5年後のバブルへ向かって景気は上向き加減、まだここでやっと30歳のワタクシ、どれだけ夜を徹してもなんともなく連日の会社お泊り又はカプセルホテル。王道を歩むルドルフと、直線一気だけに賭けるシービーの対極の戦法に人生を見ていた・・・大げさか?
終わらんぞ。かいつまんで行ってまだやっと第51回。あと30回分書きたいが、仕事がはかどらんのと、レースが始まってしまうのでここで打ち止め。残念・・・と、誰も思ってはおらぬだろうな。
で、本日。朝日杯FS王者にして皐月賞レコード勝ちのロゴタイプを押しのけて重賞2連勝中のキズナが一番人気。私としては「キズナ」は「綱」につながるから「キヅナ」ではないのか・・・と。全然予想の役には立たん。ま、この2頭軸で適当に5点ほど流しておきました。何年か後、今日やってるお仕事とセットで思い出すんだろうが、できれば当って思い出したいもんだ。
ロゴタイプ、トンだ。馬券はまたしても税務申告添付書類に・・・キズナ、歴史に刻まれた。
by cegero116
| 2013-05-26 14:37
| 馬は世につれ
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