苗字徒然

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先日の中国滞在中の劉君との雑談。天津~麗江と続いたお仕事で、もう数十人~100人近くの中国の方と名刺を交換したが、同じ姓の方が多いなぁ、と。「いや、中国にもいっぱいありますよ。いくつかむちゃむちゃ多いのがあるだけ。」とな。ちょっと調べてみた。

確かに、王さん、李さん、で張さんで2億7千万人もいるのね。全体の2割になる…かく言う劉さんだって4位。施主董事長様も劉さんだ。「皇帝の名前が多いみたい。」…ふむ、劉さん、李さん、趙さん、朱さん、楊さんは大帝国の皇帝。王さんはほんの一瞬居ただけだけど皇帝さん。日本は徳川さんも足利さんも源さんも会ったことないな。藤原の末裔だけはいっぱい居るが。

なにしろ、あれだけ大勢の人口が居るのに姓の種類は4,100しかないのも驚き。日本は300,000種類だそうな。しかも鈴木さん、佐藤さんですら全体の0.8%程度。私程度の苗字だと、同姓に会うことは稀有。(60年で一度だけあった。)中国は15人居たら1人は王さん。ふううむ。

韓国に至っては全部で250種のみ。5人居たら1人は金さん。金さん、李さん、朴さんで半分くらい行くらしい。反対に圧倒的に多いのはアメリカで150万種あるとか・・・ま、これはロドリゲスからチャンからイノウエから、世界中の移民の名前がごっちゃり集まってるからだそうだ。

中国の姓ランキングを見ていて、なんか親近感覚えてしまうこの頃。それぞれ顔浮かぶもんな。ただ、2、3人会っただけで姓のイメージを固めてしまうのは良くないな。アホの○さん、とか。(特に名を秘す^^。)
by cegero116 | 2013-10-02 20:59 | 旅の手帖 | Comments(0)