第21回白秋会 室堂より望む立山連峰
誰ともなく思い出し、話題に出るのが亡き友、登山マスターT君とのエピソード。みな一度は彼と山行きを経験しており、みながその究極の雨男ぶりを覚えておる。私も22歳のころ、彼とこの立山を訪れている・・・と、本当は剣岳を目指し、とんでもない豪雨で山小屋に駆けこんだところ、台風と土石流で登山道閉鎖、山小屋ごと孤立したことを知った。2泊ほどして、剣を断念、立山縦走に切り替えたる。疲労困憊、黙々と歩いたため、知らぬ間に頂上を通り過ぎてしまった情けない山行きであった。
爾来38年の月日。もう剣はおろか立山とて上ることはなかろう。黒部ダムへ登る階段220段で息が上がり、膝ががくがくなんだもんな。
by cegero116
| 2014-10-26 15:22
| 旅の手帖
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