実は100年ちょっとしか歴史がないと言うハルビンの街。ロシアが鉄道建設で乗り込んだ折りの西欧建築の街並みは美しかったらしいが、毛の文化大破壊でほとんど壊され奇跡的に残ったと言うソフィア寺院を見学。しっかり保存修景がなされ、歴史的文化財の指定もされている。色々言われるが、今の政府はあの頃の野蛮さから緩やかに正常になってきてるのね。
インテリアもダイナミック。館内の展示は写真ばかり。ただ、清朝末期の風俗がリアルに見られてとても興味深い。読めない中国語に漢字を辿りながらなんとか挑む。
その近くの散歩道…ハルビン一の繁華街とのことだが、さすがにマイナス10度、あんまり人は歩いてないな.1.8kmにも及ぶと言うこの石畳、一個200×100くらいだが、地中に1mも沈められており、何が通ってもびくともしないらしい。この石一本の値段で一家がひと月暮らせたとの解説…同行N氏と概算、100万本以上埋まってる。さすが大清帝国…西大后の頃かな。こんなことしてるから…(^^;
しかし、100年以上経ってもそのままに残る風景、絶対権力でないとできないものだな、とも…あまりに寒いので100mも歩かずに撤収となる。