信長協奏曲(コンチェルト)

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成田→青島の機内映画。公開時に見逃したなぁ、の「信長協奏曲」、なんの予備知識もなく観る。2時間ちょっとの映画、ぎりぎり最後まで見切る。

あとで知ったのだが、コミックのTVドラマ化…の続編、完結編が映画になったものらしい。始まるなり、早送りダイジェストで話がどんどん進むのでなんじゃこりゃ?と。機内版がそんな設定になってるのかと焦る。ドラマ版最終回で「続きは映画館で♪」とやらかし、顰蹙だったとも聞く。



現代の高校生が戦国時代にタイムスリップ。瓜二つのヘタレな武将織田信長と入れ替わり、天下統一を目指す話。本物は明智光秀に化けてるのが、エンディングへの伏線。映画は、安土城建城から本能寺までが舞台となっているが、たぶんTVドラマの方がダイナミックな展開していたんだろうな。

史実は変えられない…のタイムスリップのお約束を守ろうとしてるのは偉い。本能寺で討たれた信長は実は光秀で、絵を描いたのは全て秀吉…山田くん、人気役者らしいがなかなかのヒール演技。信長を光秀として捕え処刑して話は終わるのだが、確か光秀は落武者狩りにあって落命したのでは…?んな細かいこと言うなって?それ以外は、伏線とその回収は上手く行ってるみたい。所詮ナンチャッテ歴史ドラマだから細かいとこ突っ込んでもしょうがないのだが、動画をSDカードに録画して未来に持っていくのはちと無理筋。どうやってスマホ充電したんじゃ?

ただ、戦のない平和な世の中にしたいんだよ、なんて信長に言わせるのが邦画のつまらないとこ。からっと作ってるんだから、大義置いといてからっと終わらせようよ。

なんて、面白かったから、TVドラマのDVDでも観てみようかな。
by cegero116 | 2016-05-24 19:19 | Cinema | Comments(0)