圭子の夢は夜ひらく

圭子の夢は夜ひらく_e0001663_13254380.jpg移動のお供週刊誌…最近は全てスマホのdマガジン。ちょいとスクリーンショット撮るにはこっちの方が便利。これは週刊新潮、五木寛之氏のエッセイ「生き抜くヒント」より。イラストがカッコ良かったのでいただきました。

歌手藤圭子の「圭子の夢は夜ひらく」に出会ったときの衝撃、そしてこの人はこの歌で消えてゆくだろうと予感し記事にした思い出が語られてた。予感は当たり、その後これと言ったヒットに恵まれず宇多田ヒカルの母親としてだけ世に知られることに…。薄幸の一発屋のように書かれてるけど、私には「京都から博多まで」もあるんよ。五木さん、ファンのお仲間です。

15、16、17とあたしの人生暗かった…の歌詞に、15や16で人生語るなとツッコんでたオヤジが当時居たな。その頃は15歳は家庭でぬくぬくと過ごしているのが当たり前だったのかな。今は10でも12でも、場合によっては3、4歳でも人生の辛さを味わえる時代になってますよ。

タイトルに「圭子の」を付けた本作を皮切りに、34、5人の歌手が夢は夜ひらくを歌った、とある。ちあきなおみ、五木ひろし、八代亜紀らの大御所から、てんぷくトリオ、ヘレンメリル、クロードチアリ、根津甚八…の百花繚乱とある。藤さんの元旦那、前川清さんも歌ってるね。

前川清と言えば「涙-Made in tears」で、

今頃どうしておいでだろうか、今夜は煙草が目に染みる
男運は悪くなかった、あんないい人いやしないもの~

と歌ってる…超スピード離婚した前川さんを偲んでいる藤さんを想って書いたのかなぁ、みゆきさん…どうしてもそっちへ行ってしまいますな(^^;
by cegero116 | 2018-01-19 19:26 | Music | Comments(0)