コミック三昧

自分で書いたブログ読んでると、ずいぶん小説読んでる奴に見えるが、見栄張ってる部分が多く、一般的にいう読書家では決してないと自覚している。が、これがマンガと言うジャンルに限ると、こんな私にもささやかな自負がむくむく芽生えてくる。。せっかくMy favolite thingsとカテゴライズしているのだから、これに触れないのも変だと思い、本日より検証開始。



小学生の砌から現在に至るまで、マンガといつも一緒だった。と言っても主にメジャー誌。「ねじ式」読んでたとかコミケにハマってるとか、マニアな世界にはご縁が無い。例によって私的ランキング作ってやろうと、3日前からケータイでリストアップしていたのだが、順位付けは困難を極め断念。ベスト16とこれを勝ち抜いたベスト8を選りだすのが精一杯であった。

ベスト16についてはゆっくり詳述するとして、これから漏れた予選敗退の30作を羅列、ひと言コメントを添えてみた。(50音順-作品名で並べてあるが、エントリーは作者毎とし、同一作家の作品は割愛。)

□嗚呼、花の応援団・・・理屈ぬき。青田のキャラが全て。
□愛と誠・・・何でこんなの読んでたんだろ?
□伊賀の影丸・・・漫画の数が少なかった頃。ストーリーも技も今思えば陳腐。
□いなかっぺ大将・・・川崎のぼるは一般的には「巨人の星」だが、好きではなかった。
□内田春菊一連の作品・・・絵も会話もエロっぽい。切ない叙情。
□馬なり1ハロン劇場・・・とても限定された題材。にもかかわらず、ギャグセンス秀逸。
□美味しんぼ・・・絵も筋も普通。展開はいつも予定調和。だが、取材が綿密、というだけ。
□OL進化論・・・ベスト16寸前。常時ハイレベルを保つ。オリジナリティに富む。
□がきデカ・・・伝説になった。連載を続ける粘りに欠けたのが残念。
□キャプテン・・・「プレイボール」ってのと混乱。出てくるのが普通の野球少年で好感持てる。
□クマのプー太郎・・・ギャグの不条理さで際立つ。吉田戦車との違いは面白さ。
□コージ苑・・・応援してたのに・・・。
□ゴーマニズム宣言・・・薄っぺらい思想漫画に活路を見出す。スタッフ達の作画執念は認める。
□さそり・・・映画と比べコミックの方がいいと思った覚えがある。今は梶芽衣子しか思い出さない。
□だめんずうぉーかー・・・普通の女性が変なヒトと思ってもらうために成す努力。痛い。才媛。
□小さな恋の物語・・・普通でいいの。普通がいいの。いつも一緒でいいの。
□東京大学物語・・・江川作品はずれ無し。エロさランキングなら上位必至。
□土佐の一本釣り・・・作者素のままで好きな世界だけ描く。男の世界。
□翔んだカップル・・・多作で現役。最近はいつも同じ世界。デビュー当時は初々しかった。
□天元坊・・・このヒトしか描けない世界。汚めなだけど毎コマくすり。
□どらえもん・・・実はコミックあまり読んでない。映画アニメへの評価かも。
□浮浪雲・・・を代表としたが、偉大なるマンネリ。説教くさいジョージなんて。
□ヒカルの碁・・・絵が綺麗!ストーリー斬新。何であんなに早く終わらせた?
□ブラックジャックによろしく・・・重たさは過去を含め一級品。医学マンガに先鞭。
□みゆき・・・これもベスト16寸前。タッチよりいいな。いつもさわやかに微笑むラスト。
□名探偵コナン・・・息子の単行本で。本格推理への案内書。もう少し全体ストーリー進捗を。
□やくみつる一連の作品・・・メジャーになりすぎたか。はたやま時代のケレン味薄れる。安定感。
□寄席芸人伝・・・ダメおやじもレモンハートも好みではない。その中間のこれが白眉。
□龍・・・絵の精度はトップクラス。ダイナミックな展開は歴史大作の王道を行く。

まだまだいっぱいあるけどきりがない。とりあえず思いついたもの。コメントが偉そうで、お叱り受けそう。失礼被御免。
by cegero116 | 2006-06-08 22:08 | 本の虫 | Comments(0)