ミサイルその後

昨日は昼間を自宅で過ごせ、あっちこっちのニュース番組はしごしていた。概ね北朝鮮ミサイル一色。TVと新聞観ただけの世情雑感。



国連安保理に諮られようとしている北朝鮮非難決議案、日本にしては珍しく果敢な行動(朝日によればバランスを逸した行動)は驚きをもって捉えられているとか。決議には難色を示しているロシアと中国に対する、棄権を促す説得工作。他の常任理事国米英仏と非常任理事国の全ては賛成に回ってくれるとか。ほらみろ、やっぱりアメリカは頼りになる同盟国だ、と牛を土産にブッシュのご機嫌伺いに行っていた御仁は胸を張る・・・肝心の中国には電話も取り次いでもらえないのが情けないけどね。あれ?なんでこんなぴったりのタイミングで小沢氏が訪中してるんだろ?・・・関係ないけど、出演依頼があればどこでも出て行って見苦しい恥をさらしている山本某なる多弁なチンピラ、「小沢さんの訪中はピント外れな気がしますねぇ。」とのたもうた。攻めどころを心得た敵将に自軍が苦慮している最中のゴキブリ徘徊。次期総理が迷惑しとるぞ。

ともあれ、巷間語られてるのは、ロシアはサミット議長国として、参加国の足並みが決定的に乱れるのを避けたい為無難に立ち回るだろうと。中国は彼の国の庇護者、介護者として完全に見捨てた形は取りたくないが、拒否権発動で北京オリンピックに支障あっても困る、のしんどい立場。ひとり全面戦争には全面戦争だ!と吼える姿が哀れを誘う。たかだか何億ドルかの経済制裁で根を上げる窮状の国家を、大国中国が持て余してるのは世界も成熟して平和だからか?マオなら踏み潰すか、一緒になってミサイル射ちまくったろうな。国際的に筋道通さなくて通用するのはアメリカだけ。・・・気がつくとニッポン見捨てられてて、米中トップ会談で議長声明に落ち着いてたりして。
で、おいAERA!「発射しテ、ポドン」はあんまりではないかえ?
by cegero116 | 2006-07-10 22:40 | 世情 | Comments(0)