日々雑々

あ!と思ったら1月も15日。昔は成人式だった小正月・・・当たり前だが1月が半分終わったちゅうこと。いつもの事ながら早い早い。



・過激なコラムの類では群を抜くと思われる週刊新潮のラストコラム「変見自在」。帝京大の高山教授の手によるが、今週は何とフセイン讃歌。イスラムの野蛮さを実例をあげて紹介したあと、こんな頑迷固陋な宗教に凝り固まったイラクを、まともな国家に育てた偉大な指導者フセインを惜しんでいる。欧米にとって、アラブ国家が近代化に目覚め、国力を伸ばしてもらっては都合が悪かったのだ、との結論。当初よりなんとなく薄々感じていたことだけど、なかなかここまではっきりは言えぬよな。

・泥沼の糞詰まり、世界からも国民からも孤立してしまったブッシュ政権、やむを得ず2万人余の増派に踏み切る。現在の治安状況から2万人増えてどうなるものでもないのだろうが、行くしかないのだろう。AERAの「ゾーハの悲劇」が良くできていた。

・昨夜の「情熱大陸」で、写真家・梅佳代を知る。全く知らなかった方だが、作品の一端と本人を追いかけたTVカメラにより、一発でファンとなる。スナップのようなショットで、ふっ、と力を抜かせてくれる腕前。展覧会ないかな。

・同種の事件が連続して起こる最近の日本犯罪事情。何故にこんなにバラバラ殺人が続くのだ!?それも家族内のいざこざが凄惨な行為につながったものばかり。「おにいちゃんには夢が無い」で妹を切り刻むかぁ?「最近うちの家族はバラバラで・・・」なんて愚痴らない方が良いな。洒落にならん。
by cegero116 | 2007-01-15 20:33 | 世情 | Comments(0)