すんぷ夢広場

すんぷ夢広場_e0001663_12552920.jpg草薙にてもひとつ寄道、否、見学。徳川家康公ゆかりの久能山東照宮そばの景勝地に、巨大なスケールで登場したばかりの温浴テーマパーク「すんぷ夢広場」へ。

入浴料金浴衣つき¥2,000-。明らかに大江戸温泉、湯巡り万華郷のコピー。企画者、設計者に何らかの関連があると見た。

すんぷ夢広場_e0001663_12554447.jpg加えて、街並み造りは日航江戸村の縮小コピー。1/10縮小、位かな。かなりの勾配のある丘陵地を開発している為、造成及びインフラ整備には莫大な費用がかかっていると見た。・・・と批判的な視線は万華郷他の惨状を聞いているから。費用投下と、売上がバランスしているとは思い難い。
ご多分に漏れず、オープンして間がないのに既に¥2,000→¥1,200の夕方割引チケットを発売している。浴場のロッカー数は男子で700近く。来場者は月曜の昼間とは言え、男女併せても200人そこそこ。巨大なロビーと巨大な飲食施設が淋しそう。

何より、肝心の大浴場、露天風呂がお寒い。ひたすら大きな湯面の浴槽が、家康の故事にちなんだ名前を冠せられ、幾つも設けられている。まるで特徴がないのが特徴。

すんぷ夢広場_e0001663_132298.jpgそして、何より、何より、温泉が温泉でない!浴槽に「温泉」の表示はあるものの、隠してるか?と思われるほどに目立たない。従業員に聞くと、内湯の一つだけに温泉が配されているとか。見た目も臭いも、なめてみても全くの真水。温泉表示は20,000ppmの高張性泉。表示に加水、加温をうたっているが、2~3%の温泉率ではないかな?

三セクでもからんでいるのかな?これで破綻しなければ、何かがおかしいぞ。が、江戸の街並みの足湯だけは賑わいを見せており、参考になった。但しこれも温泉ではない→。
by cegero116 | 2007-02-27 12:58 | お風呂屋さん | Comments(0)