座礼式

座礼式_e0001663_13161252.jpg←本日の日経朝刊の記事。

前にも書いたけど、私は正座が大の苦手。痺れる云々のソフトな苦痛ではなく、ドリー・ファンクJr.にトーホールドを懸けられている趣きの痛み。技がかかってから5分を越えると、それは拷問、畳を叩いてギブアップを叫ぶ。

よって、茶の世界は遠く眩しく眺めるのみ。手の届かぬものと諦めている。で、裏千家さんのこの粋な創案「座礼式」。客は「客卓」でお茶を頂くそうだ。上方落語の「見台」みたいなものか。・・・膝隠しも要るのでは?

実際にやるかどうかはともかく、なんだか嬉しい気分になったぞ。若者と外人向けの販促かとも穿つものの、機会があれば私も末席に加わる意欲が湧くね。

ただ、家元も、これは入り口のひとつ、という位置付けで、決して本格的茶の湯のジャンルになるとは言ってない。私もそう思うよ。写真で見ても美しくないもん。
by cegero116 | 2007-05-09 20:49 | My favolite things | Comments(0)