淡路夢舞台

淡路夢舞台_e0001663_1153429.jpgいつもの日常が戻ってきた。出だしが土日と言うのは心理的に助かるね。のろりのろりと始動中。・・・週明けを考えると、そうのろのろはしては居られないんだけどね。

で、のろのろついでにブログ書き。元旦淡路ドライブ中に立ち寄った安藤作品「淡路夢舞台」。花博開催中には来れなかったのだ。

淡路夢舞台_e0001663_1155542.jpg巨大だ!館内に模型が飾ってあったが、一大地域開発の趣き。国際会議場、ウェスティンホテルから植物園まで。これ全部安藤さん??すっごいなぁ。

折りしもの曇天もあいまって、撮った写真は全てモノクロ・・・に見える。空も水もコンクリートも。当時はさぞ花で溢れたのだろうな。

淡路夢舞台_e0001663_11101723.jpg空間構成、いつもながら美しい。特に、この巨大なボリュームを余すところ無く堪能したと思える縦軸の構成・・・スロープを辿ってゆくと次々現れる絵画的建築空間。まるで展示品を鑑賞して歩いてるようだ。

どのポイントにも、はいここで写真を撮ってくださいとのサインがあるように錯覚すること、後年の表参道ヒルズに同じ。館内展示の目玉が写真の中庭・・・だと思う。これだけ複雑にアップダウンさせても、どこにも隙の無いディテールで捌いているのは、この頃より絶頂期を迎え始めた氏の、記念碑的作品なんだろうな。

元旦とあって殆ど来場者は居らず。寒波到来とあって、芯まで冷えた。行政努力宜しく活性化して、大いに賑わうこともあって良いが、このまま遺跡として保存されても未来の観光資源として価値を持つかもしれないね。
by cegero116 | 2008-01-05 11:41 | たてもの | Comments(1)
Commented by ザビエルあい at 2008-01-05 13:03 x
そうだよザビエルものろのろはしてられないのだが、ぬくぬくしたストーブの前でmixiですよ。cegero116さんもやっぱり根っからの建築家、安藤さんと響きあうものがあるのね。「はいここで写真を撮ってくださいとのサインがあるように・・・」は至言だね。年初にいい物を見たね。