ザ・マジックアワー

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三連休の中日、二日連チャンで映画鑑賞。「インディ・ジョーンズ」がもひとつ不完全燃焼だったので、笑えること間違いなしの保障付き三谷幸喜にする。MOVIX亀有、1,000円の割引デー。

前作「有頂天ホテル」が、もひとつだったなぁと思える欠点は見事に修正されていた。「ラヂオの時間」で成功した、複数のドラマが絡み合う面白さを突き詰めた「有頂天」は、やりすぎて焦点がぼけてしまっていたのが、今回はリニアな構成。クライマックスに向けてテンポよくわかりやすく進む。

「地頭力」で触れられていた、異なった座標系から生じるアンジャッシュ的お笑いが溢れる。佐藤浩市は大熱演。魅力を100%引き出したのは、妻夫木クンの受けに回った抑えた演技。西田敏行も演出通りやったおかげか、臭みが消えてとてもよい。ラストのシーンだけ変だなと思ったら、あそこだけアドリブ解禁したそうな。・・・一箇所だけ浮いてしまった。

比較するもんじゃないかもしらんが、三谷の方がスピルバーグより油が乗ってるってことかも。ノーマン、最後は力尽きたしな。
by cegero116 | 2008-07-22 09:22 | Cinema | Comments(1)
Commented by まりりん at 2008-07-23 16:36 x
相棒、インディ、マジックアワーと、我が家の鑑賞順とぴったり一致。
もっとも、うちはどれみても「おもしろかったね。」と満足しちゃうけど。お得な性格だわ。
たしかに「有頂天ホテル」より、おもしろかった。