毒づいてみます。

不動産危機を囃し立てて部数拡大を競ってた夕刊紙たちが、一転自民党の総裁レース囃しに照準を切り替え、「バラマキ派」「財政規律派」「上げ潮派」などと連日見出しを踊らせている。

麻生一本かぶりなるかと思いきや、与謝野、小池、石原に続き、棚橋、山本一太なんて名前も出てにぎやかしい。ま、にぎやかしだけど。「レース」の好きな国民性、知られざる背景なんて書かれると否が応でも興味をそそられる。多分総裁決定までに党の支持率はかなりアップするとみた。

これは全て福田康夫氏の周到な戦略と敏速な決断の功績だと言う記事が無いのは何故かな?投げ出したのは同じように見えて、前任者の愚行とは決定的に違う。年金も後期高齢者もまるで霞んだぞ。あまりの死臭に引っ越しの準備を始めてた家ダニも、まだ吸える血があったと喜んでるように見える。身を挺して党を守った名宰相と後世で…語られんか^^。

それにしてもこのメンバー、こんなのしか居らんのかのオールスター。与謝野馨氏がひとり光る。…と言うより、なんでこんな奴らと並ばにゃならんと、辟易なさってるに違いない。

私利のためなら恩人を踏みにじり、私欲のためなら国も売る。総理総裁、選良としてではなく「人」としてどうよ、の回転寿司。カマキリの握りも出すか?都知事の息子の道路公団民営化の折りの醜態、みなもう忘れたか?安倍の応援団どのは何の布で口を拭った?親分を選ぶ目のない茶坊主はそれだけで存在意義なし!泡沫と言うなかれ、泡は消えるが芥は残る。消泡剤ってのが風呂屋にあるぞ。

大本命サラブレッドのプラチナスプーンが勝てば、日本はしばらく沈下が続くと見る。与謝野総裁がベストの選択だと思うが、低レベルにして人品卑しきフィールドで戦いきれるか?時は今、ではない気がする。
by cegero116 | 2008-09-05 23:41 | 世情 | Comments(0)