2013年 11月 20日 ( 1 )

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崖っぷちの鶴巻温泉陣屋温泉工事現場をあとにして一路東京ドームへ。某カラオケ仲間方面より天からチケットが降ってきたポールマッカートニーライブ、OUT THEREに向かう。みゆきさんとは38年のお付き合いだが、Beatlesとは40年。今ここで会わなければもう一生会うことはないであろう、と60年生きた還暦のご褒美のような気分。

5時会場、7時開演、2時にはグッズ売り場もチケット引き替え窓口の長蛇の列。平均年齢かなり高い、と言うか私の年代。東京ドーム外野席の登山道のような階段を手摺にすがって息絶え絶えに上るお婆さん、なんか嬉しそうに見えるのが面白い。
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さてこのチケット、「注釈つき」とある・・・隣で誰かが同時通訳、つうか同時注釈してくれるのか?と、連れに「あほか」とバカにされる。「訳あり席」の意で、機材でステージが見辛い席のことだそうな。訳ありの中にも優劣あるだろうと、チケット引き替えのお役目のワタクシ…もろ、引きの弱さを露呈しポールと照明塔まるかぶり。見えたところでどうせ豆粒、両脇のスクリーンが良く見えたのでいいのだ。ポールと同じ空間に居るだけでいいのだ。

ステージスタート、Eight Days a Weekのイントロだけで泣きそうになりますな。本物ですぜ、本物。
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最高のアーティストにして最大のエンターティナー。Beatles時代の初期からラスト、Wings時代、最新アルバムまでまったく出し惜しみの無いフルメニュー、満漢全席。曲が変わるたびに痙攣発作を起こす。前のおっさんも隣のおばさんも声もなく瀕死の佇まい。バラードとロックの配分も絶妙、Paperback Writerを聴いてBlackbirdを聴いてBack in the U.S.S.R.を聴いてLet It Beを・・・こんな日が本当に来るとは!
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ステージは、携帯、スマホ、ipadでの撮影は可との太っ腹なお達し。色んな版権、肖像権等あろうにファン重視のポール様。ヤマハさん、みゆきさん、見習いなさい。日の丸とユニオンジャックを振って見せてくれる過剰なくらいのサービス。旭日旗だったらちょっと面白かったな^^。

誰もが書いてることなのだが、コンサート3時間弱、アンコールで2度ほど1、2分降りただけで、水一滴飲まずに歌いっ放し。スクリーンで見る限りは汗もかいておらず、ラスト近くにHelter Skelterのビッグシャウト。かすれも裏返りもせずドーム5万人を直撃。どんな71才なんだ。こっちはOb-La-Di, Ob-La-DaとHey Judeのサビをポールの求めで合唱しただけで「水、水」とペットボトルに手が延びたと言うのに。

2度目のアンコールの締めを、Beatlesの締めと同じく、Golden Slumbers~Carry That WeightからYou never gives me your moneyを挟んでThe Endとしてくれたのも嬉しい限り。
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聴き始めたのがビートルズ解散直後。DVDもYoutubeもない時代、レコードでしかその曲を知らない世代として、ポールマッカートニーがこの世に実在することは、知識としてだけで体感として知らなかったのだ。そういう意味では歴史上の人物と同じ。私にとってポールの歌声を同じ空間で体験したということは、豊臣秀吉とお茶飲んだとかモーツアルトとカラオケ行った、くらいの凄いこと・・・例えが荒唐無稽ですな。

来て良かった、生きてて良かった、の一言です。

セットリストなり