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なんか、次々と懐かしい方の訃報が続く。昨日はショーケンこと萩原健一氏逝去の知らせ。我々の世代だと真っ先にテンプターズ…今見ると珍妙としか言えないミリタリールックと、とてもロックとは言えない甘ったるい歌謡曲で一世を風靡してた。その後、沢田さんや井上さんとロックバンド作ってたが、歌手としては長持ちせんかったな。

より印象に残ってるのは俳優としての萩原さん。テレビドラマで兄貴ぃ、なんて呼んでた水谷さんも今や相棒の重鎮。月日は流れてる。で、ダントツに印象深いのが石川達三原作、神代辰巳監督のこれ↓
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桃井かおりさんとの淫靡極まりない絡みと、エンヤトット、エンヤトットの雪山のシーンが忘れ難い…何十年も前の映画だけど、氏の逝去をきっかけに再映してくれないかな。

映画に負けない波乱万丈だった人生、お疲れ様でした。合掌。


売れるということはすごいことだねぇ…。自主制作同然、予算300万でひっそり公開された「カメラを止めるな!」…大ヒットにつき、ネスレ日本なる大スポンサーが付いて、この度スピンオフが作られ、ネット上で公開される。


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今回もネタバレ厳禁…だけど、新作ではなくスピンオフなので、本編のキャスト、テイストそのまんま…嬉しいぞ。バレない範囲で…「ポンッ!」も「メールもしたんですけど」も「あたしはいいんですけど事務所が。。。」もあります。真魚ちゃんもはるみさんも健在、謎の関西弁おばさん、パワーアップ!

みんなでバリスタのCMも務めていて、さてはメジャー街道乗ったかな?


サイト消えるといけないので…
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NHK大河ドラマ「いだてん」…どうもイタ電と聞こえてならぬ。

9桁の数字を組み替えて並べ直す 淋しさの数と同じイタズラ電話~
…はい、ローリング、全く関係ありませんね。

西郷どんが終わって放送が始まったてすぐ一回観たのだが…なんか面白くないかも、とその後2か月観てなかったのを、先週日曜、ふっとチャンネルを止めてしまう。いけるやん、展開スピーディだし、勘九郎と生田斗真のキャラの描き分け上手くできている。何より、国策五輪に対すして当時の人たちがとったであろう姿勢を、リアルに描区ことによって、今回の2020への翼賛を目論んだ方々への皮肉を巧く潜ませてる…勘繰り?

視聴率目当てにクドカン担ぎ出したのに、人気が伸びず一桁台に低迷してるとか…そりゃ、信長や秀吉、真田幸村、坂本竜馬や西郷隆盛やってりゃいつだって鉄板、それを近現代、しかも金栗四三で勝負してるのだから、目先の視聴率など言ってあげるなよ。役所さんの嘉納治五郎…あちこち出過ぎで何の役やっても役所さんにしか見えないのが難。コカインで足袋屋ピエールがつかまってしまったのはどうするんだろ?…決して許されない薬物犯罪とはいえ、何も出演作品までパージしなくても…てな意見も目立つな。朝の新聞でも「それ言うなら坂口安吾の小説、全部回収しなきゃ」なんて書いてた。ならばビートルズのCDも座頭市のDVDも全部アウトだ。

企業イメージを左右するCMからのパージはやむを得ないとして、まだ捕まっただけで推定無罪中の方をそこまで袋叩きにせにゃならんのかなぁ…なぁゴーンさん。


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映画「ア・シンプル・フェイバー」…原作の邦題だと「ささやかな頼み」だそうな。Favoriteならちょっと知ってる単語なので、「単純な好み」かな?と…同じ時間帯にアカデミー賞受賞の「グリーンブック」がやっていて、そちら観るべきだろうな、と思いつつ、妖しい女性二人のサスペンスドラマの方を選んでしまう…単純な好み、です


ネタバレ
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本年の日本アカデミー賞、是枝監督の「万引き家族」が作品賞、主演女優賞ほか殆どの賞を独占する。本場のアカデミー賞ではノミネートに留まったものの、国内の作品では一頭図抜けていたな。京都で暮らしてた昨夏、封切りで二度連続観に行った…私には珍しいこと。感想書き始めて、あんまり書くことが多くて途中断念、そのままになってしまった。DVD欲しいくらい。

しかしなんて監督なんだろ、役者が一人残らず自然な振る舞い、それでいて個性が引き立ちまくり。これ見よがしの芝居してる方は一人もいない。リリー・フランキー、安藤サクラ、樹木希林…なんかは至極当然と思うが、キャピキャピ松岡茉優さんも抑えた素晴らしい演技。何よりも二人の子役はなんと言うことでしょう…女の子のラストシーンは胸に迫って忘れられぬ。

劇中の一つ一つのシーンがみな宝物。家族(?)でラーメンすするシーン、工事現場でロングスパンに乗り片付け作業、労災引き起こすおさむさん、海水浴、花火、駄菓子屋での万引き…柄本明絶品!年金事務所の希林さん、4番さんの膝枕、で、何と言ってもソーメンとスイカと夕立(←ここ一番好き♪)。ネタバレになってるかなぁ?

是枝さんの硬骨なスタンスにも共感すること大。アートな作品に見えないように工夫したのかの俗っぽいタイトル…それでパルムドール。これに文部大臣が祝意を表したのを、権力とは距離を保ちたいと拒絶。さらに拒絶しながら政府から助成金を貰ってることを批判されると「助成金は国民の税金、アベの財布ではなーい」と…そんな趣旨のことをもう少し上品に言ってた。

貧困と窃盗と児童虐待と、年金不正需給と死体遺棄と…こんな映画は日本の恥だ、と言ってる御仁もいた。いつだってまことの姿は醜いものなのだよ。

本日、アカデミー賞発表の日。主演男優賞ほか4部門を「ボヘミアンラプソディー」が席巻するなか、作品賞は黒人差別をテーマにしたヒューマンドラマ「グリーン・ブック」に決まる。ボ・ラプだっていわば移民とゲイのお話。主演もパキスタン人。白人独占で批判されてたアカデミー賞、ずいぶん変わったもんだ。

ただ、差別と言われたらどうしよう、の忖度の結果、スターウォーズにアジア系とアフリカ系が準主役で出てたり、オリエント急行に黒人の医学博士が乗ってたり…ポワロの時代の考証としては少し違和感あるな。カーチェイスするトム・クルーズがきちんとシートベルトしてるような…違うか(^^;

とは全く関係ない映画の話。私の見た映画ランキングベスト5には入るな…の「明日に向かって撃て」の名シーン。崖っぷちに追い詰められたブッチとサンダンスがうぉーーの掛け声と共に水面へダイブするとこ。もう後がないのに頑なにダイブを拒むサンダンス…その理由が「俺は泳げないんだ!」に笑わせてもらった記憶できて違ったっけ?ボリビアでの圧倒的自爆のシーン、あのストップモーションも忘れられない。アカデミー賞、取ったのかな?
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この名作だって「んまぁ、強盗が主人公の映画なんて許せないざます。抗議申し入れるざまざます!」とどこかの公益法人は憤るのでしょうな。

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久々の朝ドラ視聴、マッサン以来かな?初めの方見ていなかったのが、何かの拍子にちら見…松阪慶子さんの怪演に爆笑、ハマってしまう。今の若いやつ、この女優がどんなに美しく妖艶だったか知らないだろうな…「蒲田行進曲」「青春の門」「道頓堀川」「上海バンスキング」…昭和じゃ。

日清食品の創業者、チキンラーメン、カップヌードルの発明者として名高い安藤百福さんご夫妻の物語。次から次へと新事業にチャレンジ、発明、成功、逮捕、投獄、再起を繰り返した…と、実話をなぞってるらしいが、フィクションとしか思えない波乱万丈。GHQに歯向かって懲役喰らいながら、世論を味方につけ反訴して釈放を拒否する…あたりから見始めた。最近だな。

今朝ほどからは、理事長を務める信用組合が親銀行から手のひら返され破綻へ向かうくだり…ドラマの梅田銀行は三和銀行なんだって…ものすごい悪役、銀行マン複雑だろうな。安藤さんはこれ以降銀行を全く信用しなくなり、日清食品は無借金経営を貫いた、とある。

主役は「万引き家族」で驚嘆した安藤サクラさん、安定感抜群だが…ちょっと良い子過ぎ?ま、朝は元気の出るドラマがよろしいな。



おまけ
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今年もあと2日、事務所でごそごそ大掃除…したつもり。で、夕刻、なんか映画でも見ようかと…ボヘミアンラプソディの感動の影響か、音楽モノを…レディガガのやってるな…と、時間が合わず断念。もうなんでもいいや、とぴったり時間の合った「カメラを止めるな!」に入る。もう何ヵ月か前に封切られ、低予算で話題になったくらいしか予備知識なかった。しかもゾンビ映画だと…私のフィールドではないかも。

ネタバレ(厳重注意)
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雨の京都。アパートすでに撤収完了、先日と同じ九条アンテルームに投宿とする。一年間、途切れ途切れに見ていたNHK大河ドラマ「せごどん」の最終回に間に合うようにチェックイン。物語は既に西南戦争も大詰め、政府軍に追い詰められ山中を逃げ惑った末、城山に籠城。なんとかその命を救おうとする弟の従道と、心を鬼にして総攻撃の命を下す大久保。

よく知られた最期、「ここらでよか」のシーンが自害ではなかったのはドラマだからまあいいか…ここ二回ほど見逃してたので、戦争に至る経緯での大久保と西郷の確執が見られなかったのは残念。戦争終結後に大久保が暗殺されたのが西郷の仇討ちのように描かれてた…ま、ドラマだから。

次の大河の告知もちらり。戦前の東京オリンピック誘致物語…金栗四三さんの話だって。遂に昭和が大河になる…か。戦国と幕末ならヒットする法則にチャレンジ…2020のPR色を抑えてしっかり太平洋戦争描くなら見てもいいかな。

せごどん見終えてすぐ、9時から「シンゴジラ」へ。ちょっとだけ見て寝るつもりが、あの役所の会議が面白くて最後まで見てしまったのだ。

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東京への新幹線乗車前に、ただいま大ヒット中の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を鑑賞する。1980年前後を代表するスーパースター…私ゃなにやってたのかなぁ…いまいち親しみはなかった「Queen」、見た人が口を揃えて最高!と絶賛するわけをこの目で見てみよう、と。…サイコーでした!本年の洋画、私のナンバーワンに認定します。ちなみに去年は「美女と野獣」。ちなみに本年の邦画、私のナンバーワンは「万引き家族」でした。




ネタバレ