カテゴリ:芝居見物( 68 )

e0001663_12505120.jpg
三連休の中日。観劇の師匠Mさんに手配していただき、渋谷シアターコクーンにて井上ひさし原作、蜷川幸雄演出、劇団こまつ座の舞台「ムサシ」を観賞する。松戸演劇観賞会と比べ、演目も役者もシートもえらい違い…前から5番目、役者が下りてくる花道みたいな特等席はさすが業界枠(^^)…かな?



ネタバレ
e0001663_09220945.jpg
日曜日、みゆき仲間の息吹肇氏脚本・演出になるお芝居「エーテル・コード」を観賞する。お供頂いたのは観劇のプロ…つうか現役の業界人M女史。小屋は中野の小劇場MOMO、「初めて行くと絶対迷うので案内してあげる」…と、最初からめちゃ頼りになります、Mさん。ワタクシ、観劇の素人につき、相変わらず勝手な感想書きます…千穐楽終わってるのでネタバレしていいことにします。

肇氏のお芝居、これで3回目。最初から観てるわけではないが、この3回でずいぶんテイストが変わってきてる。ゴーストものではあるが、いわば反戦劇だった「Fairly Melody」→ゴーストがスピリチュアルな方向に舵を切ったと見せて実は謎解き推理劇だった「Echo Chamber」→今回、前回の続編なのかなと思ったキャラ設定とお話の流れ…階段ひとつ登ったかな?降りたかな?の印象であった。

母親が経営する売れないアクセサリーの店を手伝っている主人公のミズキ…友人の勧めで霊能者の元へ出向き、アクセサリーにパワーを注入する方法を伝授してもらう。実はその霊能者は主人公と「ツインソウル」…パワーを共有する双子のような存在だった…サブストーリー(?)の登場人物JK3人娘も登場し、それぞれの恋愛を成就させるためにパワーのこもったストーンを主人公の店で購入する…それぞれに黒い思惑あり…パワーストーンの力で人気爆発したお店は石を大量に注文することになるのだが、ここにヒールの霊能者が現れ、負のエネルギーを石に注入する、実はツインソウルではなくトリプルソウル…いろんな事情があったと思うが、登場しない人物が自殺して彼岸から此岸へ語りかける。

途中の展開を端折って申し訳ないが、どこかでもつれた糸がほぐれ、謎が解かれるのでは?「エーテル」の名を冠してるのはまがい物を暗示しているのでは…との三文推理小説組の予想を裏切り、結末はかめはめ波対決でどーん…そういう事象があることが前提の脚本だったのね。リーマン幾何学みたいなものか幸福の科学みたいなものか。途中に不義の子と子捨てと虐待体験が入ってくるのは前作の余韻を残してのこと?

前作、前々作に比べ、説明過多は少し解消してる…かな。観客をもっと信用しよう、とはMさんの感想。幕の切れ目のギャグは滑ってるぞ、はワタクシの感想。三谷さんのスラップスティックと似て非なるものではあるが、お話がてんこ盛り…近所コウ立たず、ではないがエピソードと登場人物は半分くらいに絞ってもいいかな。前回は特別公演…夜会工場みたいなもので、今回が夜会の本公演…詰め込んだようですね。

JK3人は恋する思いが軽すぎて存在感希薄。ヒール役のトリプルソウルさんは劇中での存在意義がよくわからなかったが、一番キャラが立っておられた…次回期待。お店のお母さんは…プロの脇役さん、かな。上手でした。前回も霊能力者として登場していた小池都知事風不倫の母、スタイリストさんのいたずらか正味なのか、爆乳がとても印象的でした。いやなに、隣で一緒に観ていたMセンセも負けてませんって。

お門違いな感想とは思います…なんでも言っていいって書いてあったから蒙御免。いつもより短期間でこの濃いお芝居を創られた肇センセと役者の皆様には感動いたしました。お疲れ様でした。#エーテルコード

e0001663_12544169.jpg
初の能楽堂…つか、能の観賞も初めて…だったかな?思い出せないので行ってないのだろう。家人が新聞広告で¥3,200-、安いっ!とチケット購入したもの…松戸市民会館の演劇観賞会でも一回4,000円。建物見られるだけでもいいな…でも寝るんじゃないかなぁ、寝るに違いないなぁ、と心配しつつ午後6時に入場。冷たいお弁当(別途料金)が付いてた。

インテリアはカチカチの書院…国立だもんな、能楽堂だもんな。確かにここに入るだけでも入場料の価値はある。演目は狂言「因幡堂」から…神様の前で「妻はならずもので大酒飲みなので離縁した、新しい女を授けてくれ」と願をかける男。そこへ衣を被った女登場。早速ご利益があったとナンパする男。差し出される酒を次から次へ飲み干す女…衣を剥いだら女は妻だった。いや口惜しい~…と解りやすい20分のショートショート。で、すぐに20分の休憩。さすがにこんな古典のことを書いて「ネタバレ」と怒られることはないよね。

本編は「景清」。源平合戦の折り、平家に加担して日向に流された景清を訪ねて、遊女に産ませた娘と従者が鎌倉から旅をする…辿り着いた先で粗末な藁葺の小屋に住む盲目の乞食に出会い、父の消息を尋ねるも「知らない」と。解ります、その乞食こそ父景清です。この辺りで隣から静かな寝息→いびきに変わる頃突っ突いて起こす。

真実を知ってよよと泣き崩れる娘。引き返して父娘感度の対面…何か思い出話をとの娘の頼み。母との思い出でも語るかと思いきや、身振り手振りを交えての源平屋島合戦の様子を語る景清。「相手の首根っこ捕まえたら、振り払って逃げおって、強い手だなぁいや、お主の首が強いんじゃ、がはは」と…は、と気がつくと娘「帰ります」と。誇った過去の栄華と落ちぶれ果てた現在の対比にもののあはれがあるらしい。

楽隊、コーラス隊の皆様は多分人間国宝とかの偉い人達。本物に触れることは大事なことです。何百年もこの文化を守り育ててきたことは我が国の誇りですな←なんかとってつけ感あり。
e0001663_12544329.jpg
撮影禁止の能舞台、こんなアングルで見てました…思い出に、はねた後こっそり撮ってみました…だめだったらごめんなさい。

e0001663_22114883.jpg
松戸演劇観賞会10月公演、トム・プロジェクト「萩咲く頃」、二ヶ月に一度のお楽しみ。音無美紀子さん、大和田獏さん出演とはちょっと張り込みましたな、観賞会さん。


ネタバレ
日曜日。南阿佐ヶ谷シアターシャインにて、みゆき仲間息吹肇氏演出のFBI公演「エコーチェンバー、もうひとつの事実、不都合な真実」を観賞する。同行は同じ仲間のMさんとUちゃん。Mさんは言わばプロ、Uちゃんは言わばど素人(^^;…かく言う私だって素人、みな人生は~素人につき~♪

今回は番外公演につき、やりたいことやってみたとはじめ先生…たしかに前回の本公演「Fairly Melody」とはテイストが違う。見たくないものを直視し、受け止め真正面から立ち向かわないと真実は見えてこないのだ…と解説にあった通り、見たくないものはたくさん盛り込まれていた。SNSによる匿名の中傷、根拠を持たないFake News(←トランプのせいで「真っ当な報道」の意だと思ってる方が多そう。)、拡散、炎上、勘違いの正義感それを真に受けた仲間たちの仲違い…実際にあった地下アイドル傷害事件から想起されたのだろうが、今回の筆先は権力、社会制度へではなく、人が内面に持つ醜さへ向けたようですな、センセ。

感想はどんどん書いてください、拡散します…とパンフにあったので、【ネタバレ注意】のMOREなし書きで良いのかな?…仕込みは地下アイドルとして活躍中の女の子が実は別人のなりすましだったとネットでの噂から。高坂えりかは実は二宮美夢で、二宮美夢こそが本物の高坂えりかなのだ…と。ずっと応援していたファンなら、そこに居る子がアイドルなのであって実は…つったって名前が違った、程度のことで怒りが向かうはずないんじゃね?幼いころから赤い色の名前を「Green」と教われば、「私はGreenの果物が好きです。」と熟れたトマトを指し示すのと一緒、かな?

これはちょいとした仕掛け、かくも些細なくだらないこと一つで、ネットは加熱するのだよ。事象の重要性、真偽の度合い、なんにも関係ない世界なのだよ。と、その世界の破壊力は認めながら、思いっ切りの侮蔑を投げてるんじゃないかと愚考してみた…センセ、このあともそうだけど、勝手なこと書いて怒んないでね(^^;)

出生の秘密がこんがらがり、誰の父が誰で誰の母が誰で誰が誰に何したのかよくわからなくなる。鍵を握ってると見える小池都知事みたいな微笑みの教祖様、と不倫相手の弁護士。この典型的な俗物の描き方でこの手の集団に対する黒い侮蔑がまた見える。ステレオタイプな手かざしに盲目的に従う娘たち…ネットに踊る奴と一緒やん、て。終盤に唐突に見せた中年同士のディープキスシーン…ひょっとしてこちらへも侮蔑の眼差し?…いやいや考え過ぎ。

生みの親に捨てられ、継父、継母に虐待されるメイさんの役者さん、演技もキャラもとてもハマってました、可哀想さ全開。意味のない妄想で刃傷沙汰起こすインパルス堤下似の兄ちゃん、こちらもハマりすぎ、馬鹿さ全開…お二人とも、こんな役ばっかり来たら嫌だよね^^;…最後に真実のブロガー、然してその実態は捜査一課の刑事、が出てきたときは、途中の伏線を見落としていたのかちょっと意外だったな。全編通して初めて、たったひとつのリアルな出来事が明らかになる。ネットの祭りと同一軸上ではないですよね。

しかし、猛稽古の賜物か、15人の役者さん、トチリも噛みも殆ど無く見事な演技。センセ、この前も思ったけど、台詞長ーい。この台本ではミッキーカーチスさんも五月みどりさんもキャスティング出来ませんぞ^^。またスタッフの欄にはあと15人ほどのお名前。商業施設設計の商売柄、席数×公演数×単価/関係者数、の計算などしてしまい、お芝居とは大変な事業なのだなぁと、センセへの敬意がいや優ったのでありました。次は1月公演とか、またお邪魔させていただきますね。
e0001663_09475788.jpg
ところで、何か書いたら末尾にこれを、と…これで良いのですかな?(素人です)

#エコーチェンバー


e0001663_18511062.jpg
本日の演劇観賞会、劇団1980公演「謎解き、河内十人斬り」…時々やってくる時代モノ、さて今回はどんな変化球なのか?と、市民会館のロビー、受付前に浴衣のお姉さんが三味線弾いて「えんやこらせ~どっこいせ~」と盛り上げてる。ミュージカルなのね(^o^)

博奕の金と寝取り寝取られの色恋沙汰から、二人組の男が10人を殺して山へ逃げ込み、大捕物の末に自殺した、との実話に基づく河内音頭の定番、に新解釈を加えたミステリー仕立てのミュージカル…って言うのかなぁ、出だしからそりゃ賑やかな河内音頭で、一同踊る踊る。

舞台は現代の河内らしい。町内会のアホのおっさん、アホの爺さん、アホの兄ちゃん、アホの姉ちゃんが、河内十人斬りには納得いかんとこがある。その謎を解いて本にしたら一儲けできるぞ、と。この辺の話を書くのにアホは欠かせません…特にお姉ちゃんは。

河内音頭そのものが大衆の下世話な話題や世の中へのおちょくりで無理矢理にでも笑わせる芸能、なのだな。とにかく笑いっぱなし。おっさん、姉ちゃんが犯人になり被害者になり入れ替わり立ち替わり当時を再現する。舞台の上で平気で着替えよるし、カツラかぶりよるしペットボトルでお茶飲んだりしてる。明治の話をエレキギターで語っとる。

これだけ凶悪な犯人が、なぜ歌では男の中の男と囃されるのか?から、戦争を始めようとするお国に対する村ぐるみの百姓一揆だった、の謎解き部分はちとしつこい。歌と踊りだけで十分見せてくれる。

しばらくぶりの☆☆☆…この劇団、また見てみたいなぁ。
e0001663_21234145.jpg
本日の演劇鑑賞会、劇団青年座の「からゆきさん」。土日のハードワークで睡眠不足でお疲れ気味、相変わらずの左モノで熟睡間違いなし…と思ってたのだが、これが意外と面白い。休憩を挟んで2時間50分の大ネタ、前半導入部でちょっとウトッとしたが、だんだん引き込まれてしまう。いつもながらの反戦劇…と言っても舞台は日露戦役前後。存命でこの戦争を知る方はもう居ないであろうから、綿々と語り継がれてきたんだろうな、からゆきさんの物語。

九州天草出身、シンガポールで女郎屋で成功し、故郷に多額の寄付をなし尊敬されている主人公のオヤジ。感謝状を受け取りに帰国したその妻に、自分も連れていってくれと懇願する少女。どんな仕事か知らない少女に、決して来るなと諭す妻、お紋。すぐ舞台はシンガポールに。次々とセットが変わり、今日の搬入は大変だったろうな…と。(←当番だったけどサボった。)

その女郎屋「26番館」を舞台に、拉致される少女、春をひさぐ女たちの日常、書生崩れの男の出現と女郎との恋。貧しく文盲の故に、戻れぬ苦海に身を置く事情が描かれる。日の丸とご真影がそのまま飾られ、オヤジがこの仕事でお国に尽くすことに誇りをもっていることが強調される。(オヤジ、熱演過ぎて所々台詞聞き取れず。女郎1、2、3も同じ(^^;)日露戦争激化で、書生さんも召集され二百三高地へ。ここいらで休憩。そんなに話は進んでいない。

後半始まると日露戦争勝ってた。戦争中、あれだけお国に貢献した26番館が、国際的面子に関わるからと手のひら返される。召集された書生崩れは、ほとんど生き残らなかった死地から隻眼義足で帰るも、女たちを含め使い捨てにされた存在…オヤジ、思い余って東郷将軍と乃木将軍に直訴。あり得ん…まあいいか。

テーマに「棄てられたら棄て返せ」とあり、国家が人を棄てる話、と言うのは解るが、ここまで見ててオヤジの妻が誰だか解らんようになる…いきなり臨終になる妻と、国も男も棄てて放浪に出る妻…ちと解りにくいぞ。国と男を準えたのだろうが、オヤジ、そんなに悪いことしてない。ノラといい桜の園といい、そこがないと芝居じゃない、ってお約束があるのかな?

東郷平八郎の衣裳と女郎たちの衣裳が歴史絵巻見てるようで興味深かった…日露戦争ともなると、もう関ヶ原の戦いと一緒で「戦争」に思えないのかもね。
e0001663_09215215.jpg
久々の雨。西日本で災害をもたらしてるほどの雨雲接近…の中、日暮里d-倉庫なる劇場へ足を運ぶ。みゆき族の重鎮…古参兵?…はじめさんの脚本、演出「Fairy Melody-私はピアノ」舞台を観賞。

そろそろ本降りになりそうな午後1時半、お願いしてご一緒して頂いた歌姫真理子さんとてくてく…「そこは劇場ですの?倉庫ですの?」と問われるような街並みの中にd-倉庫発見。倉庫だった、んでしょうね。
e0001663_12090960.jpg
仲間から「はじめちゃんの芝居、なかなかいいよ」とは聞いてたけど、ネットで看るとどうも戦争をテーマにした左向け演劇。松戸観賞会での数えきれないハズレを経験してるワタクシ、正直そんなに期待はしてなかった…ごめんね。「五目釣りか闇鍋だと思って来て下さい」と予防線張って姫様をお誘いしたくらい。

ところが…身内の贔屓目を除いても大当たり!確かに、戦争を知らない世代が右に流され、同じ轍を踏もうとしてる現代の世相に対する警鐘、がテーマでありはっきり左。ではあるが、刺さってくるテーマへの賛否は別として、観客に感動を贈るツボが見事に押さえてあって、めったにないことだが思わず涙が込み上げてきそうになる。脚本の力だね。

ここからネタバレ:冒頭は雨のシーン、狙った訳はないだろうが、今日の天気そのまま、運のいい日に来たもんだ。まだ話の筋が全く見えない時点で、数多い登場人物を一斉にご披露…あとでこのシーンを何度も思い出す。セットはシンプル、何幕もの芝居が同じ背景で語られる…シーンは暗転で変化するのだが、これがとてもスピーディー。役者さんの演技で勝負!予算足りなかった?…私はこの方が好き。

三世代にわたる登場人物と、それぞれの時代が頻繁に入れ替わる演出。少しややこしい人間関係も丁寧な台詞でしっかり伝わる。現代に生きる若者たちが歴史に興味をもって親たち、祖父母たちの日記からその生きざまを探ってゆく…

世相に倣って若者、親世代の嫌韓も登場。受験に生徒を勝ち抜かせるため家庭を顧みなくなった塾教師、同じく家庭を顧みず危険な紛争地帯(恐らくはシリア?)に飛び立つ戦場ジャーナリスト、会社に見捨てられ自殺したり鬱を発症したりのリアルタイム社会問題も取り入れ、テーマてんこ盛り。

入院し生死をさまよってる「八重おばあちゃん」が、戦争バージョンの仲良し四人組の八重ちゃん(←名札つけてるので解りやすい。)だということと、皇国のために命を捧げると大声で叫ぶ幸作お兄ちゃんが居ることで、戦死した魂が現代に蘇って若者たちに何かを伝えるのだろう、と想像はできた…とにかく説明が丁寧なので巡りの悪い私の頭でも理解が進むのだ。

四人で学校の音楽室に薫先生を訪ねて行きピアノを弾いてもらった…この記憶が同じその場所へ亡くなった4人…八重を除く3人と薫先生…を呼び寄せ、その子孫たちを呼び寄せクライマックスへ。ここでの薫先生の演技が素晴らしく、涙ポロリ。

おりしも亡くなったばかりらしき八重さんも黄泉の人に合流、再会を果たしたものたちは去ってゆくが、それぞれが華々しい戦死ではなく無念の死に方をしたことが強調される。作者の最も伝えたいところ、かな。

主演の松原夏海さん、ストーリーではそれほど主要な役回りではないものの、さすがAKB、花のある役者さんが出てると舞台が締まります。やんちゃな幸作君の役者さんは、プロレスの小川直也かと見紛う堂々の体躯…ちょっとごつすぎません(^^;…リストラされてバジャマでうろつくお父さん…はまりすぎ。戦場ジャーナリストさんも実在の○○さん生き写し。キャスティング、上手いね。

とても良かったので脚本購入…改めて読んでみる。ちょっとした文庫本一冊の読み応え。台詞の長いのは作風なんだろうけど、これに応えた役者さん天晴れ。死にかけたお婆ちゃんがなぜ春樹さんが死んだあと独り身を通さず結婚したのかを語る…など、さすがに「そこまで説明せんでも解るって(^^)」なのもありますけどね。

特攻隊要員の戦争経験者の方がアフタートークではじめさんと対談。強烈な言葉で現政権を批判される…はじめさんもたじたじ。こんなメッセージが、安全な場所で体制構築しようとしてる為政者やノリで付いてく若者に伝わることがないものか…もう伝えてくれる方は残り少ない。

#私はピアノ、で拡散してほしいとのご挨拶を受けて、拙い感想書いてみました…Twitterではありませんが(^^;
e0001663_18155409.jpg
2か月に一度のお楽しみ、松戸演劇観賞会。本日の演し物はチエホフ作「桜の園」…天下の名作、らしいが期待感ゼロ。が、二次会でご近所新年会(今頃(^^;)が企画されてることもあり渋々参加。

10年この会に参加して初めて…途中退席する。休憩を挟んだ前半の半分を熟睡して過ごし、後半始まってすぐ耐えられなくなって席を立つ。

長州力並みに滑舌の悪い老優が、翻訳そのままの長々しい台詞を何分も…全然聞き取れない。何が起こってるか解らない。主演の栗原小巻さん、ばあちゃん声で長々と訳のわからん台詞…隣に座る家人が、私は寝なかったと威張っていたが、きっと直前まで昼寝していたに違いない。

表に出て、桜の園とはどんな話だったかとスマホで検索。没落した地主が土地を取り上げられる話だそうな。この前はイプセンだったし今日はチエホフ。ロシア革命に繋がる話だから選んだの、キョーサントー?

こんなの続くならやめるぞ。
e0001663_09182697.jpg
なんか久しぶりに関東に居るような気がする土曜日。朝からご無沙汰しっぱなしの客先を巡る…思い立った時でないとそのままご無沙汰してしまう。で、必死に松戸に帰り着き、松戸市民会館へ。二ヶ月に一度の演劇鑑賞会。今回はイプセンの名作「人形の家」を音楽劇にしたもの。

もう10年近くも通っていて、何観たのか記憶がぼやけてきているが、この俳優座さん、いつもとても☆☆☆してるような気がする。今回も当たり☆、この会の左巻きな性向に囚われず、原作の問題提起をきちんと表現していた。原作は…読んだかどうかも忘れて、問題提起はお芝居観終わってから気が付いたんだけどね。

舞台いっぱいのクリムトの絵。金と色しか見えてない登場人物が幸せを語る、凍えたような頽廃が終盤までこれでもかと続く。音楽劇にしたのは演出家の秀逸な発想。何より役者さんの歌の上手いこと!(但しメロディは昭和歌謡だった^^)今の感覚で見ると、なぜこの程度のことでノラが狼狽し、ヘルメルが激怒するのか解らない。原作に忠実に描いているのだから、当時はそうだったんだな。

ノラ、ヘルメル共達者な役者さんだったが、悪役のクロックスターを演じた方がジョニーデップみたいでえらくカッコ良かった。本日、いつものSご主人が所用で欠席だったが、代打でお越しになった方もとても満足しておられたご様子。毎回会員の減少を続ける本会(年齢層高すぎて、退会されたのか物故されたのかわからんが^^;;)に参加していただけないかな?…